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第83回高崎の活力と国際交流

ページID:0005333 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

たかさき100年第83回写真
交換学生も高崎まつりに参加

西暦2,000年と高崎市制施行100周年が重なった今年、10月14日から29日の間、本市で5市間国際交流環境プログラム・第3回高崎サミットが開かれます。高崎市の姉妹友好都市である米国・バトルクリーク市、ブラジル・サントアンドレ市、中国・承徳市、チェコ・プルゼニ市の代表が高崎市に集まり、平成8年から共同で調査・研究してきた環境問題についての総まとめを行います。

市では平成11年12月、松浦市長を会長とする「高崎2,000年環境会議実行委員会」を発足させ、本年10月の会議成功に向けた態勢づくりに努めています。

高崎市の姉妹都市交流の歴史は、沼賀市長時代に始まりました。昭和56年(1,981年)7月のバトルクリーク市との姉妹都市提携は、ロータリークラブや市内に進出した企業との関係がきっかけでした。サントアンドレ市とは、ブラジルの群馬県人会長と日伯議員連盟会長が高崎の関係者であったことなどが要因でした。承徳市とは、昭和55年(1,980年)、高崎市日中友好協会訪中団が承徳市を訪問したことが端緒となり、両市の文化交流が始まりました。昭和62年1月に承徳市の農業実習生が本市を訪れ、同年10月、松浦市長一期目に提携しました。プルゼニ市とは、昭和63年から本市にある企業を通して話し合いが行われ、平成2年8月、日本で初めて、チェコスロバキア(当時)の都市と姉妹都市提携を結びました。

高崎市と4つの姉妹友好都市は、親善訪問団や語学教師の派遣、留学生の交換派遣のほか、少年野球・サッカーなどの交流試合、合唱団・吹奏楽団・歌舞団の公演などを実施、交流の輪を広げてきました。

今年高崎で開催される「5市間国際交流環境プログラム」では、市民によるリサイクル活動や廃棄物処理、水処理、環境教育などについて分科会を設けて研究・討議を行い、5年間にわたる研究成果を世界に向けて発信します。今後の5市間における研究テーマについては、今年行われる第3回高崎サミットにおいて討議される予定です。

戦後、高崎地区の労働組合会議代表など少数の人たちから国際交流が始まり、ユネスコ活動やホームステイ、若者の海外旅行も増えています。2月末現在、本市には2千人を超える外国人が居住、就労しています。地方都市高崎は、国際化に向けて着実に歩み続けています。

(佐藤 幸雄)