平成23年3月定例記者会見

日時:平成23年3月3日 木曜日 午前11時~
会場:市役所6階市民対話室
案件:1件

城南雨水滞水池の完成について

城南雨水滞水池は、雨天時に処理場の能力をを超えて流入する汚水を一時貯留し、晴天時に再度処理施設に返送して処理する施設です。現在の未処理放流による河川の水質悪化を防ぐための施設であり、平成18年に工事着工され、23年4月1日より稼動を開始する施設であります。総事業費は、約27億円です。また、通水式を3月23日(水)午後1時30分から行います。

経緯

高崎市の旧市街地589ヘクタールは、汚水と雨水を一本の管渠で排除する合流式下水道で整備されておりますが、建設当時(昭和2~40年代前半)と生活様式や都市形態が大幅に変わったことで、雨天時には雨水が大量に下水管に流れ込み、建設時に想定した水量以上の汚水を処理しなければならない状況となっています。

一方、本市の雨水対策は高崎市雨水全体計画により整備を進めておりますが、合流式で整備された区域を分流化するには、既設の水道管やガス管、地下ケーブル等の再整備も必要となり、事業完成には多大な時間と費用が必要であります。

これらの現状を踏まえ国では、合流区域での未処理放流に早急に対応するため「合流式下水道緊急改善事業」という補助枠を設け、全国191の合流式下水道を持つ自治体に対し、分流式下水道と同等の水質保全と衛生環境の向上を図る事業の実施を求めてきました。

高崎市においては、合流区域589ヘクタールの内、中心市街地の道路幅員が広い30ヘクタールについては分流化を行いましたが、残り559ヘクタールについては前記した障害が多いためこの区域を対象に「合流式下水道緊急改善計画」を立て、雨水滞水池等を建設する事で分流並みの水質保全と衛生環境の向上を図ることとしました。

雨水滞水池の設置は、海岸沿いの都市では整備が進んでいますが、内陸都市での整備は進んでいません。本市は利根川の上流部に位置しており、都市部への良質な水の提供という観点から本施設の整備を進めてきました。

ページの先頭に戻る

このページの担当

  • 広報広聴課
  • 電話:027-321-1205
  • ファクス:027-328-2726