日高遺跡

高崎市にある指定文化財 国指定

昭和52(1977)年におこなわれた関越自動車道建設に先立つ発掘調査の際に、弥生時代後期(2~3世紀頃)の水田跡と墓域(方形周溝墓群)が発見されました。

水田跡は、浅間山の大噴火で降り積もった軽石(浅間C軽石:3世紀後半)に覆われていたため、保存状態が良く、あぜも残されていました。さらに、水田に水を供給するための溜池状遺構(ぬるめ)や湧水の存在も明らかになり、当時の水田稲作の様子をほうふつとさせる発見となりました。

日高遺跡で発見された水田跡
(提供:群馬県教育委員会)

日高遺跡出土の弥生土器
(提供:群馬県教育委員会)

その後の発掘調査によって、水田跡の東で集落跡も確認されたことから、居住域・生産域・墓域がまとまって保存されている重要な遺跡として、国の史跡に指定されました(約63,000平方メートル

平成5年度から20年度まで、遺跡の内容を確認するための発掘調査を実施し、水田跡の広がりを把握するとともに、史跡地内に環壕集落(環壕と呼ばれる堀に囲まれた集落)全体が保存されていることも確認しました。また、環壕集落の東では新たに墓域(円形周溝墓群)がみつかりました。

高崎市では、日高遺跡を史跡公園として整備するために、保存整備事業をすすめています。

日高遺跡保存整備事業について

遺跡全体図日高遺跡全体図

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