北谷遺跡

高崎市にある指定文化財 国指定

北谷遺跡全景

北谷遺跡全景写真(上が北)

北谷遺跡

張出しの石積み

北谷遺跡は5世紀後半から6世紀初頭(古墳時代)の豪族居館跡です。

居館跡は平面が一辺90メートルの方形で、南側を除く三方には2か所の張出しがあります。濠(ほり)は、幅が30メートル以上、深さも3メートル以上ある大規模なもので、濠の内側の斜面には石積みが確認されています。北側と東側の濠は土橋状の施設によって隔てられていて、北側と西側の濠には水が貯えられていたと考えられます。

北谷遺跡の居館跡は、約3キロメートル離れた場所にある三ツ寺1遺跡の居館跡と規模・形態が類似しており、共通の規格で築造されたとみられています。三ツ寺1遺跡の発掘調査では、居館内部で大型の掘立柱建物跡や竪穴建物跡、導水施設を伴う祭祀の場などが確認されていることから、北谷遺跡でも同様の施設があったと推定されています。

北谷遺跡は、三ツ寺1遺跡・保渡田古墳群と同時期の遺跡であり、古墳と居館の関係や居館の構造や機能を知る上で非常に貴重な遺跡です。

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