洗心亭

高崎市にある指定文化財 県指定


洗心亭

ドイツ近代の世界的建築家、ブルーノ・タウトは、ナチスドイツの台頭を避け、エリカ夫人と共に国外へ脱出し、昭和8年(1933年)に来日しました。

当初敦賀に滞在した後、日本国内を転々としていましたが、昭和9年(1934年)から高崎市出身の井上房一郎氏に招かれ、当時帝国大学農学博士であった佐藤寛治氏の別荘であった洗心亭という建物が、少林山達磨寺境内にあり、空いていたために、ここに滞在することになりました。建物は大正時代に建てられたもので、 平屋で6畳と4畳半の二間です。

タウトはその後夫人と共に2年3ヶ月もの間洗心亭で過ごし、家具や竹細工の設計を行っていました

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