剣崎天神山古墳出土品
滑石製模造品一覧
高崎市北西部の剣崎町にあった天神山古墳は、直径約30メートルの円墳(丸い古墳)です。この古墳から土採りをした際に、鏡や鎌、手斧(ちょうな)、杵(きね)、刀子(とうす:小刀)、壷などをまねて作った滑石製模造品※7種類78点と、琴柱(ことじ)の形をした石製品が1点発見されました。
滑石製模造品を古墳に納める風習は、古墳時代の中ごろ西暦400年代(5世紀)に盛んに行われていました。
※滑石:ろう石などと呼ばれるやわらかく、加工しやすい石です。ナイフなどで、簡単に形を変えることができます。
文化財情報
- 指定種別:群馬県指定重要文化財
- 名称:剣崎天神山古墳出土品 (けんざきてんじんやまこふんしゅつどひん)
- 指定年月日:昭和50年9月5日
- 所在地:高崎市綿貫町(県立歴史博物館) 地図(地図情報システムを新しいウインドウで表示)