木造十一面観音立像本尊・木造十一面観音立像前立像
木造十一面観音立像本尊
白岩観音長谷寺は坂東三十三番観音霊場の第十五番札所です。本尊の木造十一面観音立像は、全高229.6センチ、像高179.8センチで、カヤ材の一本割矧造で、平安時代後期(11世紀末~12世紀)につくられたものです。県内で平安時代の仏像は少なく、大変貴重なものです。前立像はヒノキの寄木造で、全体に金箔が押されている鎌倉時代末につくられたものです。
巡礼者の参拝の対象は本尊の木造十一面観音立像ですが、秘仏とされ一般に公開されているのは前立像です。
文化財情報
- 指定種別:群馬県指定重要文化財
- 名称:木造十一面観音立像本尊(もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞうほんぞん)
木造十一面観音立像前立像(もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞうまえだちぞう) - 指定年月日:昭和50年9月5日
- 所在地:高崎市白岩町(長谷寺) 地図(地図情報システムを新しいウインドウで表示)