ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

満勝寺の石幢

ページID:0006404 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

高崎市にある指定文化財 市指定

満勝寺の石幢の画像
満勝寺の石幢

石幢(せきどう)の名称の起こりは、寺の内陣(ないじん)の須弥壇(しゅみだん)を取り囲んでかけられる、細長い布製の旗を幢幡(どうばん)と呼び、ここからきたものといわれています。幢幡を6枚または8枚組み合わせてかけている様子を、石造物で表現したものが石幢なのだそうです。石幢には、重制と単制の2つの形式がありますが、満勝寺の石幢は単制の形が変化したもののようです。

「大栄四年甲申六月吉日 大願道仙奉造立石堂一宇」の銘文が読めます。大栄4年は西暦1524年にあたり、この周辺は長野氏関連の居館跡がたくさんあることから、これに関連する地元武士が奉納したのでしょうか。

高さ 69センチメートル

文化財情報

  • 指定種別:高崎市指定史跡
  • 名称:満勝寺の石幢(まんしょうじのせきどう)
  • 指定年月日:昭和49年1月31日
  • 所在地:高崎市北新波町(満勝寺)地図(地図情報システム)<外部リンク>