鶯塚古墳

高崎市にある指定文化財 市指定

 鶯塚古墳

古墳のある場所は今は住宅地になってしまいましたが、かつての丘陵斜面にはたくさんの古墳が造られていました。小字を御部入(おんべいり)といっていたので、御部入古墳群と呼ばれていました。これら古墳群は、団地造成前に発掘調査が行われ、墳丘の形、石室の構造、副葬品など古墳についての貴重な資料が記録として残されています。現在残っている古墳は、丘陵末端部に散在する数基の円墳と、団地の一角にあるこの鶯塚古墳のみです。

鶯塚古墳は直径約14mの円墳です。石室は凝灰岩の切石を用いて、切組積みにした折上げ(おりあげ)天井の構造でしたが、盗掘にあって長い間風雨にされされて危険な状態であったため、現在は埋め戻されています。

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