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元ロシア人兵士の墓

ページID:0002763 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

高崎市にある指定文化財 市指定

元ロシア軍兵士の墓の画像
元ロシア軍兵士の墓

高崎公園の南にある竜広寺境内の元陸軍墓地に、ロシア軍兵士の墓があります。日露戦争の時、ロシア軍の捕虜10名が竜広寺に抑留されていました。そのうち傷病兵であったニコライ・トカチューク、ステパン・シュレノーク、サムプリン・メルニチェンコの3人が亡くなり、この陸軍墓地に葬られました。その後、第2次世界大戦中の混乱期には破壊される恐れもあり、地下に埋めて隠されたこともありました。昭和51年になって、日ソ協会高崎支部、竜広寺住職などの手により改修されました。

地面に伏せられた西洋式の平板な3基の墓碑には、上部にロシア語で銘文が記され、中央に大きな十字架が彫られ、その左右に日本語で彼らの所属部隊、階級、年齢、没年が刻まれています。

文化財情報

  • 指定種別:高崎市指定史跡
  • 名称:元ロシア人兵士の墓(もとろしあじんへいしのはか)
  • 指定年月日:昭和61年2月13日
  • 所在地:高崎市若松町(竜広寺) 地図(地図情報システム)<外部リンク>