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中林遺跡(中世宝塔、館址、円墳)

ページID:0005475 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

高崎市にある指定文化財 市指定

​中林遺跡の画像
中林遺跡

馬庭字中林にある遺跡で、古墳・中世館跡・中世宝塔・板碑・五輪塔・宝篋印塔などが含まれ、複合遺跡として重要である。

  1. 古墳は地四郎塚と言われ、昭和10年に刊行された「上毛古墳綜覧」入野村編で2号に登録されている。円墳で高さ1.8メートル、径2.97メートル、面積99平方メートルとなっている。
  2. 宝塔は南北朝時代の作で、凝灰岩を使用している。宝身と基礎石のみが残っている。高さ64センチメートル、幅55センチメートル。中世宝塔の一種で貴重なもの。地元では地四郎大明神として祀っている。
  3. 館跡は中世中林館跡の主郭部分にあたる。北側は山を背負い、東西は谷を利用し堀で区画している。主郭部周囲にも堀土塁などの遺構を残す。中世馬庭氏との関連を知る上で重要である。
  4. その他、板碑・五輪塔・宝篋印塔など、石造物供養塔類が残存する。

文化財情報

  • 指定種別:高崎市指定史跡
  • 名称:中林遺跡(中世宝塔、館址、円墳)(なかばやしいせき(ちゅうせいほうとう、かんし、えんぷん))
  • 指定年月日:平成6年7月27日
  • 所在地:高崎市吉井町馬庭 地図(地図情報システム)<外部リンク>