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小根のヤマナシ

ページID:0004353 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

高崎市にある指定文化財 市指定

小根のヤマナシの画像
小根のヤマナシ

小根の地籍は吉井町小棚に入るが、坂口という地区をはさんで離れている山村である。公民館を右手に坂を30メートル登ると新井家があり、坂の南に太い枝をくねらせて繁るヤマナシは高さ20.0メートル、目通り2.2メートル、根元周り2.7メートル、樹冠(枝張り)は東西21.0メートル、南北17.0メートルある。

県内にヤマナシの大樹はあるが、同種の樹としては県下でも最大である。

樹齢は300年は経ている。桜の花が終わる頃、枝いっぱいに白花が咲き、味わいのある風情を見せる。ヤマナシの材は質が緻密で、狂いが少ないので炉縁や楽器にも使われる。新井家の屋敷内には、この木のほかにケヤキ、ヒイラギ、ヒガンザクラの巨木がある。

文化財情報

  • 指定種別:高崎市指定天然記念物
  • 名称:小根のヤマナシ
  • 指定年月日:昭和54年8月21日