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天龍護国寺の寺号勅額

ページID:0005555 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

高崎市にある指定文化財 市指定

天竜護国寺の寺号勅額の画像
天龍護国寺の寺号勅額

高崎の名刹(めいさつ)の一つである天龍護国寺は、貞観6(864)年天台3代座主(ざす)慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)を開山としています。

当時は関東一の大伽藍(だいがらん)をほこり、境内には僧坊300余りがあったとのことです。その後、たび重なる兵火で焼失し、今は創建当時のおもかげはありません。

寺宝に小野道風(おののとうふう)の真筆といわれる「天龍護国寺」の勅額があります。醍醐天皇が延長6(928)年に小野道風に書かせ、額として下賜されたものと伝えられています。また、額の裏面には元和6(1620)年の修理銘が書かれています。

醍醐天皇依勅定
延長六戌子歳従四位上小野道風書
其後額之縁再興元和六庚申年
高崎城主安藤対馬守重信

文化財情報

  • 指定種別:高崎市指定重要文化財
  • 名称:天龍護国寺の寺号勅額(てんりゅうごこくじのじごうちょくがく)
  • 指定年月日:昭和41年4月20日
  • 所在地:高崎市上並榎町(天龍護国寺)地図(地図情報システム)<外部リンク>