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清水寺の算額と絵馬

ページID:0004799 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

高崎市にある指定文化財 市指定

能楽の絵馬の画像
能楽の絵馬

龍頭観音の絵馬の画像
龍頭観音の絵馬

絵馬は2面あります。「能楽の絵」と「龍頭(りゅうづ)観音の絵」との一対です。

額には次のような銘文があります。「奉掛御宝前 元禄五壬申年九月吉祥日 上州高崎城主従五品藤原重孝 敬白 常信筆(印)」この絵馬は、狩野派6代光信の弟尚信(木挽町(こびきちょう)狩野家)の子狩野常信の絵で、高崎城主安藤対馬守重博(重孝)が元禄5(1692)年に奉納したものです。安藤家では「御家踊り」が始められており、次の藩主信友は江戸城西の丸で能を舞っており、能面を拝領しています。

清水寺の算額の画像
清水寺の算額

算額には「関流小野良佐源栄重門人 上毛群馬郡板井村 斎藤四方吉藤原宣長」と署名があり、文化12(1815)年10月に奉納されています。

ここに掲げられた問題は、「等弧で次々に円をはさむ図形において、最初の円の径を4寸、次を5寸として、それにはさまれる面積を最大にした場合、円をいくつはさめるか。」です。さて、答えはお解かりでしょうか?

上の問題の答えは9です。

文化財情報

  • 指定種別:高崎市指定重要文化財
  • 名称:清水寺の算額と絵馬(せいすいじのさんがくとえま)
  • 指定年月日:昭和44年3月25日
  • 所在地:高崎市石原町(清水寺)地図(地図情報システム)<外部リンク>