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聖観音菩薩像

ページID:0004833 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

高崎市にある指定文化財 市指定

聖観音菩薩像の画像
聖観音菩薩像

大和・法輪寺は山背大兄王(やましろのおおえのおう)※とその母の住まわれていた場所と考えられており、日本最古の木彫虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)を安置している名刹の一つです。

この聖観音菩薩像は、法輪寺に平安時代より伝えられてきた仏像といわれています。

この像は、昭和36年9月の第2伊勢湾台風の際、法綸寺の築地(ついじ)や金堂が荒亡し、その修復に関東信徒総代が助成した記念として授与されたものです。

楠材の一木彫(いちぼくちょう)で、お顔に金箔が残っており、藤原仏の様式を持つ仏像です。

※山背大兄王:聖徳太子の子供で、父の死後斑鳩宮で育ちました。628年、推古天皇の後を継いで田村皇子と大王権を争いましたが敗れ、田村皇子が舒明天皇となりました。その後643年蘇我入鹿に攻められ、斑鳩で亡くなりました。

文化財情報

  • 指定種別:高崎市指定重要文化財
  • 名称:聖観音菩薩像(しょうかんのんぼさつぞう)
  • 指定年月日:昭和45年2月28日