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長谷部義重作 愛宕神社奉納大太刀
高崎市にある指定文化財 市指定
長谷部義重作 愛宕神社奉納大太刀
嘉永6(1853)年に愛宕神社に奉納した大太刀は、義重の技量の優れていることを示す作品の一つです。義重は名を松之助といい、武州(ぶしゅう)に生まれました。江戸の細川正義の門に入り、後に高崎藩の抱(かか)え刀工となっています。嘉永5年には、四国の大洲(おおず)でも刀を鍛えています。しかし、その後も多くの作品を残していますが、安政6(1859)年の刀を最後に同年8月35歳の若さで急死しています。
文化財情報
- 指定種別:高崎市指定重要文化財
- 名称:長谷部義重作 愛宕神社奉納大太刀(はせべよししげさく あたごじんじゃほうのうおおたち)
- 指定年月日:昭和48年1月31日
- 所在地:高崎市南町(愛宕神社)地図(地図情報システム)<外部リンク>