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達磨大師立像
高崎市にある指定文化財 市指定
少林山達磨寺の達磨立像
少林山達磨寺は黄檗宗(おうばくしゅう)※の寺院で丘陵の北斜面に堂宇が立ち並んでいます。霊符堂(れいふどう)等が北面しているのは、北辰(北極星)すなわち妙見菩薩(みょうけんぼさつ)をまつっているからです。
毎年正月7日、七草が星まつりで、前夜からこの日にかけて縁日を行っています。
この像は「高崎だるま」発祥の地の達磨立像です。昭和20年代に箕郷町(みさとまち)の下田家から寄進されたもので、箱裏書に像のいわれ等が記されています。
高さ 85センチメートル
※黄檗宗:中国で、禅宗の一派臨済宗(りんざいしゅう)からわかれた宗派で、宇治の黄檗山万福寺を本山とします。万治2(1659)年万福寺を開いた明の帰化僧隠元(いんげん)を、わが国では開祖としています。
文化財情報
- 指定種別:高崎市指定重要文化財
- 名称:達磨大師立像(だるまだいしりゅうぞう)
- 指定年月日:昭和52年1月12日
- 所在地:高崎市鼻高町(少林山達磨寺)地図(地図情報システム)<外部リンク>