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長谷部義重作大刀と高崎藩右京拵及び同短刀拵一式
高崎市にある指定文化財 市指定
山田家伝来の右京拵
長谷部義重作大刀
長谷部義重作大刀
茎(なかご)の表に上野国長谷部義重、裏に嘉永三戌(1850)年2月と銘文があります。この大刀は水心子正秀が提唱した復古刀思想が、遺憾なく発揮されているもので、地金(じがね)は新刀期のものですが、鍛えや姿は備前伝そのものということができます。
山田家伝来の右京拵
この拵は高崎藩中級武士が所持していたものと考えられますが、右京拵の原型を損なうことなく贅を尽くしたもので、右京拵の代表的な腰刀拵です。
文化財情報
- 指定種別:高崎市指定重要文化財
- 名称:長谷部義重作大刀と高崎藩右京拵及び同短刀拵一式(はせべよししげさくだいとうとたかさきはんうきょうごしらえおよびどうたんとうこしらえいっしき)
- 指定年月日:昭和55年3月11日
- 所在地:高崎市綿貫町(群馬県立歴史博物館)地図(地図情報システム)<外部リンク>