矢口家丹波正日記

高崎市にある指定文化財 市指定

 日記
矢口家の丹波正日記 

矢口家の先祖は、系図によると、松井田小屋城主安中越前守春継に仕えた三浦平八郎茂尊で、永禄7(1564)年武田信玄に城を攻め落とされて浪人となり、八幡宮に参篭(さんろう)、矢口家の養子になったそうです。ですから、矢口家は代々八幡八幡宮の神職(しんしょく)を勤めてきた家柄です。

この日記は、8代目矢口丹波正善(宝暦7(1757)年生まれ、文政2(1819)年に61歳で死亡)と9代丹波以真(天明5(1785)年生まれ、明治6(1873)年に死亡)が書き継いだもので、全36冊です。

その内容を分類しますと、(1)天気・気候・天変地異などの自然気象、(2)祭礼・神楽の状況、(3)当時の事件(天明の打ちこわし、浅間焼、大火事など)、(4)世相・物価・作柄などで、江戸時代末期のこの地方の状態を知ることができる貴重な資料です。今は矢口家の特別な収蔵室で大切に保管されていますが、日記を整理して解読し、書物として刊行することによって、私たちの共有財産として活用したい文化財の一つです。

文化財情報

  • 指定種別:高崎市指定重要文化財
  • 名称:矢口家丹波正日記(やぐちけたんばのしょうにっき)
  • 指定年月日:昭和56年2月13日

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