ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

光明寺銅造阿弥陀如来座像

ページID:0002833 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

​高崎市にある指定文化財 市指定

阿弥陀如来座像の画像
阿弥陀如来座像

天王山光明寺の境内には銅造阿弥陀如来座像があります。なめらかな納衣(のうえ)、おだやかな顔の表情、整った螺髪(らはつ)など、全体として均整のとれた秀作です。背上部に光背(こうはい)をさしこんだほぞ孔(あな)はありますが、光背は失われています。頭部、顔面、納衣などの表面は地金が露出していますが、よく観察すると、鍍金の跡がよく残っており、当時は金銅仏であったことがわかります。露座(ろざ)であることは、参詣する人々に、親しまれていた様子が想像され、造立(ぞうりゅう)者の功徳(くどく)のほどもしのばれます。

また、蓮座(れんざ)の正面にある銘文により、享保2(1717)年に製作されたことがわかります。

この座像は光明寺の末寺で田町にあった真応寺境内に祀られていたもので、明治41(1908)年10月に、本寺に合併した際に現在の場所に移し安置したものです。

高さ 1.07メートル

文化財情報

  • 指定種別:高崎市指定重要文化財
  • 名称:光明寺銅造阿弥陀如来座像(こうみょうじどうぞうあみだにょらいざぞう)
  • 指定年月日:昭和62年2月16日
  • 所在地:高崎市柴崎町(光明寺) 地図(地図情報システム)<外部リンク>