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銅鋳製「物部私印」
高崎市にある指定文化財 市指定
物部私印 側面
側面から見た私印
このように印字されます
物部私印 印面
物部私印は、昭和58年12月に市立矢中中学校建設の前に行われた発掘調査で、平安時代の水田をつなぐ大型の水路の途中から発見されました。
印の大きさは、高さが4センチ2ミリ・印面は一辺3センチ7ミリの正方形です。
印が作られた年代は、平安時代のはじめ頃であると考えられています。
平安時代の人々が水田で行っていた祭祀の様子や、古代の有力豪族である物部氏の勢力を解明していく上で、貴重な資料を提供しています。
文化財情報
- 指定種別:高崎市指定重要文化財
- 名称:銅鋳製「物部私印」(どうちゅうせい「もののべしいん」)
- 指定年月日:平成2年2月26日
- 所在地:高崎市八幡町(高崎市観音塚考古資料館)地図(地図情報システム)<外部リンク>