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井伊直政黒印状

ページID:0002045 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

高崎市にある指定文化財 市指定

黒印状
井伊直政黒印状

文禄5(1596)年4月18日に、井伊直政から中大類・下大類の肝煎(名主)・百姓たちに宛てた文書で、直政が出した公文書としては県内唯一のものです。

当時、直政は徳川家康の重臣として箕輪城にあり、現在の高崎市域を含む12万石の領主でした。この定書の内容は「今回の検地は12万貫の有無を調べるために行うもので、諸役や田畑の入り組みなどについては、今までどおりである。」とあり、この年箕輪領内において最初の検地があったことがわかります。直政は、この2年後の慶長3(1598)年に箕輪から和田に移り高崎城を築きます。

文化財情報

  • 指定種別:高崎市指定重要文化財
  • 名称:井伊直政黒印状(いいなおまさこくいんじょう)
  • 指定年月日:平成5年3月1日