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山名原口2遺跡出土歯のある埴輪

ページID:0003702 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

高崎市にある指定文化財 市指定

歯のある埴輪の画像
山名原口2遺跡出土 歯のある埴輪

この埴輪は、山名原口2遺跡の1号墳から発見されました。

古墳の規模は、直径約23メートルの円墳で、周囲には幅3.2メートル、深さ0.5メートルの堀が掘られています。歯のある埴輪はこの堀の中から発見されました。

頭には大きな宝冠をかぶり、耳には大きな耳輪を下げ、目は大きく見開き、鼻は高く、鼻の穴には石英質の小石2個を埋め込み、大きく開いた口には石英質の小石をあたかも本物の歯のように埋め込んでいます。

この埴輪は外敵から古墳を守るために配置された盾持ち人と考えられます。

このように歯のある埴輪は、全国的に見ても類例が少なく、非常に貴重なものといえます。

顔 縦29センチメートル 横22センチメートル

文化財情報

  • 指定種別:高崎市指定重要文化財
  • 名称:山名原口2遺跡出土歯のある埴輪(やまなはらぐちにいせきしゅつどはのあるはにわ)
  • 指定年月日:平成14年2月20日
  • 所在地:高崎市八幡町(高崎市観音塚考古資料館) 地図(地図情報システム)<外部リンク>