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浜川北遺跡出土古瀬戸瓶子

ページID:0005982 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

高崎市にある指定文化財 市指定

​古瀬戸瓶子の画像
古瀬戸瓶子

この古瀬戸瓶子は、昭和63(1988)年度におこなわれた浜川北住宅団地造成に伴う埋蔵文化財の発掘調査で発見されたものです。発見された場所は、市指定史跡「長野氏累代の墓」より7~8メートル北側の地点です。

鎌倉時代の作と考えられ、中国宋代に多く作られた梅瓶(めいぴん)を模倣しています。

火葬墓の蔵骨器として使用されたもので、口の部分が打ち欠かれています。もともとは五輪塔や板碑の下に納められていたと考えられますが、そうした石塔等は確認されていません。

古瀬戸を蔵骨器として使用することはまれであり、残存状況も良好であることから、中世の群馬県の墓制を考える上で貴重な資料ということができます。

文化財情報

  • 指定種別:高崎市指定重要文化財
  • 名称:浜川北遺跡出土古瀬戸瓶子(はまがわきたいせきしゅつどこせとへいし)
  • 指定年月日:平成14年2月20日
  • 所在地:高崎市八幡町(高崎市観音塚考古資料館)地図(地図情報システム)<外部リンク>