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剣崎長瀞西遺跡出土品
高崎市にある指定文化財 県指定
剣崎長瀞西遺跡出土金製垂飾付耳飾
剣崎長瀞西遺跡出土鉄製轡
剣崎長瀞西遺跡出土韓式系土器
垂飾付耳飾(すいしょくつきみみかざり)・鉄製轡(てつせいくつわ)・韓式系土器(かんしきけいどき)56点は、平成8年度から10年度にかけて行われた剣崎長瀞西遺跡の発掘調査で発見されました。これらは全て観音塚考古資料館で収蔵しております。
剣崎長瀞西遺跡の古墳や竪穴住居跡からは、東日本で初めて見つかった金製の垂飾付耳飾や日本最古級の轡(くつわ:馬具のこと)を装着したまま埋葬された馬の骨、そして当時の倭国(日本)で使われていなかった韓国風の土器など、古墳時代の渡来人の存在を思わせる数々の遺物が発見されました。これらの遺物から、剣崎長瀞西遺跡は古墳時代の渡来人が住んだ村であると考えられています。
文化財情報
- 指定種別:群馬県指定重要文化財
- 名称:剣崎長瀞西遺跡出土品(けんざきながとろにしいせきしゅつどひん)
- 指定年月日:平成29年3月10日
- 所在地:高崎市八幡町(高崎市観音塚考古資料館) 地図(地図情報システム)<外部リンク>