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画像板碑

ページID:0002198 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

​高崎市にある指定文化財 市指定

画像板碑(阿弥陀三尊立画像)の画像
画像板碑(阿弥陀三尊立画像)

この板碑は、本郷字左近にあったが、長期間屋外にあり、磨耗・損傷が進んだため、保存のために高崎市吉井郷土資料館に納め、展示している。

板碑は供養塔の一種で青石塔婆とも言われている。石材が秩父古生層に属する緑泥片岩が用いられる。形状は上部が三角形でそこに二条線を彫り込み、下部を尖らせ、面部に枠を設け、像並びに銘が刻まれている。上部には主尊の阿弥陀如来像がある。これは踏割蓮座上に乗る来迎図形式で光背に放射光が見られる。下部には脇侍の観音・勢至菩薩が彫られている。

銘は弘安5年(1282)8月で今から700年以上前の作である。大きさは高さ108.0センチメートル、幅34.0センチメートル、厚さ3.2センチメートルである。

文化財情報

  • 指定種別:高崎市指定重要文化財
  • 名称:画像板碑(がぞういたび)
  • 指定年月日:昭和46年6月29日
  • 所在地:高崎市吉井町吉井(吉井郷土資料館) 地図(地図情報システム)<外部リンク>