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吉井藩主家資料

ページID:0002468 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

​高崎市にある指定文化財 市指定

十一代信発(のぶおき)公像の画像
十一代信発(のぶおき)公像

吉井町誌編集の調査にあたり、吉井藩主家の子孫の方より吉井町に350点の藩主家資料が寄贈された。この資料の内容は、軸物・掛物・和歌短冊・兵法書・写真・手紙類・一族の遺品など、吉井藩主に関する一級資料である。

吉井藩は上野国、上総国に一万石を所領する小大名であるが、藩主は江戸定府(じょうふ)で参勤交代もなく、厚遇された。陣屋は初め吉井町矢田にあり、「矢田藩」と称し、矢田と木部(高崎市木部町)の間で移動をくり返し、宝暦年間吉井に陣屋が移り、幕末まで続いた。吉井藩主家は関白鷹司(たかつかさ)信房の子として信平(のぶひら)が「松平」の称号と上野・上総国の7000石を与えられた。孫の信清(のぶきよ)に至り、3000石を加増され大名となり、十二代信謹(のぶのり)で明治となった。

文化財情報

  • 指定種別:高崎市指定重要文化財
  • 名称:吉井藩主家資料(よしいはんしゅけしりょう)
  • 指定年月日:昭和52年3月24日
  • 所在地:高崎市吉井町吉井(吉井郷土資料館) 地図(地図情報システム)<外部リンク>