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普賢寺 写経・阿弥陀立像二体

ページID:0006002 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

高崎市にある指定文化財 市指定

​阿弥陀如来立像の画像
阿弥陀如来立像

写経

奈良時代と考えられるもので、写経は妙法蓮華経巻六(如来寿量品第十六・分別功徳品第十七・随喜功徳品十八・法師功徳品第十九)の中の、「分別功徳品第十七」である。

木彫阿弥陀如来立像

尊像は檜材を使用する寄木造りで、玉眼をはめこんでいる。木地の上に素地漆を塗り、その上に黒漆を施し、さらに金箔押しで整えたものである。現在は、金箔が剥落してところどろにその痕跡をとどめている。上品下生(じょうほんげしょう)印を結ぶ立像で、法量(高)65.5cmである。製作時期は13世紀中葉(鎌倉時代)であろう。(写真)

阿弥陀如来立像

前者と同様、檜材を使用する寄せ木造りで玉眼をはめこんでいる。全体の特徴から13世紀後半に造られたと考えられる。法量81.5センチである。

文化財情報

  • 指定種別:高崎市指定重要文化財
  • 名称:普賢寺 写経・阿弥陀立像二体(ふげんじ しゃきょう・あみだりゅうぞうにたい)
  • 指定年月日:昭和52年3月24日
  • 所在地:高崎市吉井町多比良(普賢寺)地図(地図情報システム)<外部リンク>