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富田家古文書 高札等

ページID:0005995 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

高崎市にある指定文化財 市指定

富田家1
富田家2
富田家古文書 高札等

石神の富田家に保存されている戦国時代の古文書である。武田氏関係の文書5点で永禄6年(1563)の高札、同7年の印判状、同8年の朱印状、天正3年の朱印状・高札、及び同8年の判物である。永禄6年以降武田信玄が石上郷に高札を出したものである。禁制・法令など一般民衆に周知させるために、街頭や寺社の門前・境内などに掲示した札が高札である。

石神の丘上にある峰山城跡は東西77.4メートル、南北100.8メートルで、城主富田氏ははじめ平井上杉に属したが後に北条氏についた。主計家吉(かずえいえよし)に至り、武田晴信に属したが、武田氏が滅びて郷士となった。城は元和(げんな)2年(1616)に取り壊される。これらの一連の事柄によって、戦国時代における豪族を中心とする石上郷(石神村)の変遷の一端を知ることができる。

文化財情報

  • 指定種別:高崎市指定重要文化財
  • 名称:富田家古文書 高札等(とみたけこもんじょ こうさつとう)
  • 指定年月日:昭和52年3月24日