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石造地蔵菩薩像(矢田)

ページID:0004874 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

高崎市にある指定文化財 市指定

石造地蔵菩薩座像(矢田)の画像
石造地蔵菩薩座像(矢田)

矢田の天久沢観音堂の境内に中世石仏がある。かつて矢田字夜明地内(国道254号南脇)にあったものを昭和60年に地元と吉井町郷土資料館友の会が移設して、覆屋を設けた。地元では「夜明の薬師」と言われていたが、像容から地蔵菩薩座像である。

像容は頭が僧形で、手は秘印を結んだ通肩厚肉彫りである。首には三道があり、肩はなで肩で、光背は桃形である。

大きさは総高86センチメートル、総幅56センチメートル、像高58センチメートル、像幅45センチメートルである。製作年代は南北朝末期で、石材は牛伏砂岩を使用している。(群馬県史石造彫刻No.補28)

文化財情報

  • 指定種別:高崎市指定重要文化財
  • 名称:石造地蔵菩薩像(矢田)(せきぞうじぞうぼさつぞう(やた))
  • 指定年月日:平成元年2月8日
  • 所在地:高崎市吉井町矢田 地図(地図情報システム)<外部リンク>