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奪衣婆懸衣翁座像(大沢)

ページID:0005359 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

高崎市にある指定文化財 市指定

石造奪衣婆・懸衣翁像(吉井町大沢)の画像
石造奪衣婆・懸衣翁像(吉井町大沢)

吉井町大沢の大沢家共同墓地内の覆屋内に2体の石仏がある。ともに牛伏砂岩製で室町時代の作である。

一体は奪衣婆座像で左足は立て膝をしている。胸部には乳頭と肋骨を表現し、頭光、身光を刻出し、平面的・中肉彫りの顔をしている。この奪衣婆は三途の川の傍らに立って死者の衣服をはぎ取ると言われている。大きさは総高56.5センチメートル、総幅45.0センチメートルで、像のみは高さ45.0センチメートル、幅40.5センチメートルである。(群馬県史石造彫刻No.3)[写真左]

一体は下部が欠損し、上部のみが残る。像容から懸衣翁像とわかる。大きさは高さ34.5センチメートル、幅25.0センチメートル、像のみの高さは21.0センチメートル、像の幅は22.5センチメートルである。頭部は僧形で猪首状である。(群馬県史石造彫刻No.371)[写真右]

文化財情報

  • 指定種別:高崎市指定重要文化財
  • 名称:奪衣婆懸衣翁座像(大沢)(だつえばけんえおうざぞう(おおさわ))
  • 指定年月日:平成元年2月8日