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石造薬師如来座像と石殿(大沢)

ページID:0004879 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

高崎市にある指定文化財 市指定

石造薬師如来座像と石殿(大沢)の画像
石造薬師如来座像と石殿(大沢)

大沢字森下東に「大沢の薬師」がある。大きな石殿の中に薬師座像が安置されている。共に牛伏砂岩製で江戸時代初期の作である。

像は左手に薬壷を持ち、彫りは薄肉彫りで膝・肩の張りは少ない。大きさは像高40センチメートル、像幅26センチメートルで、胎内仏用に作られている。

石殿は非常に大きく、台座、身部、屋根よりなり、身部正面中央に18×15センチメートルの切り込みがあり、胎内仏が外から見えるようになっている。右側に寄進者又は願主名があり、「大沢藤兵衛」と読める。左側に「寛永拾六年拾弐月吉日」(1639)とある。

古来より眼病に霊験あらたかな薬師様として尊ばれてきた。

文化財情報

  • 指定種別:高崎市指定重要文化財
  • 名称:石造薬師如来座像と石殿(大沢)(せきぞうやくしにょらいざぞうとせきでん(おおさわ))
  • 指定年月日:平成5年6月23日