常行院観音堂

高崎市にある指定文化財 市指定

観音堂 常行院観音堂

長根の東谷に通称は袂観音とよばれ、昔より人々に親しまれてきた観音さまがある。

開基は文保2年(1713)であるが、観音堂の再建は寛延2年(1749)という記録があり、堂内に康暦2年(1380)作という秘仏千手観世音が安置されている。

堂宇の間口4間(7.2メートル)、奥行4間半(8.1メートル)で造営時は着彩漆塗りであったが落箔して素木化している。柱間は舞良(まいら)戸風の板戸になり、柱の上に連斗を置き、中備(なかぞなえ)に蟇股(かえるまた)が一面に四基ある。軒裏に目を凝らすと丸柱の上に舟肘木(ひじき)、軒は地垂木(じたるき)と飛檐垂木(ひえんだるき)で二軒にして、四隅(すみ)の桝組(ますぐみ)に三本の尾垂木(おだるき)を架けて深い軒をがっちり支えている。尾根は方形(ほうぎょう)で、以前は矩(かね)勾配の茅葺であったが、今は平瓦風銅板になっている。内陣の天井は格天井の板絵で百花が描かれ、信鳥斉守春という銘があったが、現在は合成絵具で描き直されている。

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