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吉井八幡宮
高崎市にある指定文化財 市指定
吉井八幡宮
天正18年(1590)徳川家康の関東領有に伴い、吉井領2万石を菅沼定利が領有したが、定利は吉井宿の町割りを整備し、自らは氏神乾八幡を祀ったのが現在の八幡宮と伝える。
祭神は品陀和気命(ほんだわけのみこと)ほか6柱で、明治末に春日社と塩川・下長根・川内の各村社を合祀し「指定村社」となる。
吉井八幡宮は東向きに拝殿・幣殿の奥に本殿(木造板葺高床一間社流れ権現造り)が鎮座する。本殿は高崎鍛冶町の彫り物師勘蔵が弘化5年(1848)に造作した。総檜造り木組みと彫刻は精緻で、建築構造上きわめて貴重である。
文化財情報
- 指定種別:高崎市指定重要文化財
- 名称:吉井八幡宮(よしいはちまんぐう)
- 指定年月日:平成16年11月19日
- 所在地:高崎市吉井町吉井(吉井八幡宮) 地図(地図情報システム)<外部リンク>