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道路・歩道・水路等の施工例
市では、皆様の安全な生活のため、誰もが安心して利用できるような道路や水路、橋りょうを目指して整備を行っています。ここでは、それぞれの事業について代表的な施工例を掲載してあります。ぜひご覧ください。
幹線道路整備
市内の交通の動脈となる道路について、国道や県道との連結も視野に入れた広域的で機能的な道路ネットワークの整備を行います。
施工例(道路改良工事)
施工前
施工後
工事の概要
当該路線は高崎市郊外の幹線道路として機能していますが、この区間については幅員が狭く、見通しの悪いカーブがあるという状態であったため、道路幅員を拡幅するとともにカーブを緩くし、さらに両側に雨水排水の対策として側溝を設置する改良工事を行いました。これにより、幹線道路として見通しの良い安全性の高い道路となりました。
生活道路整備
地域の生活を担う道路について、皆様のご協力をいただいて拡幅や舗装等の整備を行います。
施工例1(道路改築工事)
施工前
施工後
工事の概要
当該路線は車一台が通れる程度の幅員しかなく、また舗装の状態も良くなかったため、道路幅員を拡幅し舗装をきれいにする改良工事を行いました。同時に、雨水排水の対策として側溝も設置しました。これにより、車が支障無くすれ違うことのできる道路となりました。
施工例2(電線共同溝整備工事)
施工前
施工後
工事の概要
当該路線は商店街に面しており、歩行者や車の通行量が多い道路ですが、幅員が狭いこと、車道上に電柱があることなどから、歩行者・車共に通行しにくい状況でした。これを改善するため、道路の地下空間を活用して、電力線・通信線等をまとめて地下に収容する工事を行いました。
この結果、都市景観が向上し、電柱が減ったことにより歩行空間の安全性も向上しました。
橋りょう整備
橋りょうの安全性の確保や長寿命化を目的として、耐震補強や修繕を行います。
施工例(耐震補強工事)
施工前
施工後
工事の概要
阪神・淡路大震災等の地震により、橋りょう等に対する耐震構造の規格が変更になったことを受け、当該箇所には落橋を防止する装置を設置すると共に橋脚を鋼板で巻き立てる補強工事を行いました。これにより、橋の耐久性と制振性が向上し現在の規格を十分満たすものとなりました。
橋りょう長寿命化
高崎市が管理する、今後老朽化していく道路橋(以下「橋りょう」という。)の増大に対応するため、国の補助制度を活用し、長寿命化修繕計画を策定します。これにより、従来の事後的な修繕及び架替えから、予防的な修繕及び計画的な架替えへと円滑な政策転換を図ると共に、橋りょうの長寿命化並びに橋りょうの修繕及び架替えに係る費用の縮減を図りつつ、地域の道路ネットワークの安全性と信頼性を確保していきます。
年度 | 点検橋りょう数 |
---|---|
平成26年度 | 84橋 |
平成27年度 | 44橋 |
平成28年度 | 2橋 |
平成29年度 | 84橋 |
平成30年度 | 33橋 |
合計 | 247橋 |
上記、点検結果を基に平成30年度に247橋の長寿命化修繕計画を策定しました。
策定しました長寿命化修繕計画については高崎市橋梁長寿命化修繕計画をご参照ください。
河川、用排水路整備
豪雨による浸水等の被害を防ぐため、護岸の整備等を行います。
施工例(水路改築工事)
施工前
施工後
工事の概要
当該箇所は護岸の老朽化が進んでおり、また堤防高が不足していたため、豪雨時には氾濫等の被害が出ることもありました。これらの不安を解消するため、水路断面を大きくする改築工事を行いました。この結果、水路の流下能力が大きくなり、浸水被害の軽減が図られるようになります。