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八幡宮神輿
高崎市にある指定文化財 市指定
八幡宮神輿
寛政5年(1793)宿場の大火によって焼失したものを、信仰の篤い宿場の人々の悲願によって享和元年(1801)に復元されたもので、渡御神輿と称される荘厳なつくりです。
落合宿の産土神、八幡宮の神霊を祭事に移して、宮本・仲町・橋場の各町内に御旅所を設け、年番の町内が奉仕しました。神輿のほかに四神旗もあります。四神(青龍・朱雀・白虎・玄武)の信仰は中国から渡来して大和時代に定着しましたが、庶民に浸透したのはずっと後でした。
文化財情報
- 指定種別:高崎市指定重要有形民俗文化財
- 名称:八幡宮神輿(はちまんぐうみこし)
- 指定年月日:昭和55年1月10日