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中里の火渡り
高崎市にある指定文化財 市指定
中里の火渡り
中里の火渡りの行事は、木曽の御嶽山へ登って修行する行者の火行です。江戸時代の農村では、五穀豊穣、家内安全、病魔撲滅などを願う人々の心と結びついて年中行事として定着し、現在も実施されています。
火渡りは、まず行者による神を呼ぶ言葉やお払いから始まり、続いて薪に火が付けられます。その後お祈りが続き、下火となってから塩をまき、道を開き、御幣を持った行者が渡った後、一般の人々も渡ります。
文化財情報
- 指定種別:高崎市指定重要無形民俗文化財
- 名称:中里の火渡り(なかざとのひわたり)
- 指定年月日:平成17年11月25日
- 所在地:高崎市中里町 地図(地図情報システム)<外部リンク>