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長根神社宿神楽獅子舞と獅子舞

ページID:0005505 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

​高崎市にある指定文化財 市指定

神楽獅子舞の画像  獅子舞の画像
神楽獅子舞                    獅子舞

神楽獅子舞

寛政年間(1789~1800)、伊勢の国から来た旅人が中長根の名主江原家に泊まり、そのときに伝えたものといわれ、歌詞にも関西地方の地名や名所等が多く入っている。

この神楽獅子の囃子方には鼓の入るのが特色で、その使い方や舞のしぐさ等は能舞に似ているところもあって、県内では数少ない民俗芸能といわれている。以前は神楽殿で舞われていたようだったが、今は座敷、または土間にゴザを敷いた上で、一人が頭と前足、一人が後持ち(後ろ足)となり、頭に付けたホカンと呼ばれる大きな布をかぶり、二人一組で舞うものである。

演目は、悪魔祓い、広庭、岩、子持ち、神社までの行き帰りに神楽堂(輿)をかついで練り歩く時の道中囃子がある。(写真左)

獅子舞

古老の口伝によれば、元禄年間(1688~1703)以前から伝わるという。五穀豊穣、悪疫防止を神仏に祈願し、合わせて近隣同士の融和を計る意図から、当時の恩行寺住職が前頭を、当時の名主が後頭を、中頭を村一円で調達したという。

舞の流派は稲荷流で、今の甘楽町秋畑那須の獅子連を招いて指導を受け習得したといわれる。以前は宿神明宮に奉納されていたが、神社合併により長根神社に奉納されるようになった。(写真右)

文化財情報

  • 指定種別:高崎市指定重要無形民俗文化財
  • 名称:長根神社宿神楽獅子舞と獅子舞(ながねじんじゃしゅくかぐらししまいとししまい)
  • 指定年月日:平成9年9月25日
  • 所在地:高崎市吉井町長根 地図(地図情報システム)<外部リンク>