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大八木の獅子舞

ページID:0005059 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

高崎市にある指定文化財 市指定

大八木の獅子舞の画像
大八木の獅子舞

舞は獅子頭をつけた前獅子・中獅子・後獅子の3人と、天狗面と烏甲をかぶったカンカチ1人、大黒面をつけた大黒様1人の5人で構成される。一人立連舞形式で笛方の曲に誘導されて獅子自らが腰の太鼓を打って舞踏する。通常は赤鬼、青鬼の2人が舞の開始前に霞新流の棒術を行い、大黒様の悪魔祓いのかけ声に舞方が円形を成し舞を行う。

現在使用している獅子頭の裏に、墨書で「宝暦10年10月7日当国碓氷郡下豊岡村彫刻師鈴木与七作」と記されていることから、少なくとも宝暦10年(1760)以前には獅子舞が行われていたことが分かる。かつては成人男子により継承されていたが、昭和47年から小学生に笛と舞を教え始め、現在ではかつて教えを受けた子供達が指導者となり、次の世代へと受け継がれている。

文化財情報

  • 指定種別:高崎市指定重要無形民俗文化財
  • 名称:大八木の獅子舞(おおやぎのししまい)
  • 指定年月日:平成23年4月20日