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阿久津の獅子舞
高崎市にある指定文化財 市指定
阿久津の獅子舞
流派は稲荷流で、舞は獅子(前・中・後)3人、カンカチ1人、笛吹き数人その他で構成される。曲目は、三拍子・ぼんでん・花吸い・まり・つるぎ・笹がかり・岩くずし・雌獅子がくしがある。
那須の獅子舞(甘楽郡甘楽町秋畑)・藤原の獅子舞(利根郡みなかみ町)とともに県内稲荷流三宗家の一つといわれる。伝承では大化元年(645)に極上興兵衛が舞をはじめ、それが阿久津に伝えられたものという。かつては獅子舞の由来を示す古文書があったが、明治43年(1910)に大洪水にあい流出した。しかし、昭和初期に由来書を筆写したといわれる巻物が伝わっている。
文化財情報
- 指定種別:高崎市指定重要無形民俗文化財
- 名称:阿久津の獅子舞(あくつのししまい)
- 指定年月日:平成23年4月20日