本文
人と生きものの知恵くらべ 歴民捕物帳
企画展概要
平成23年度企画展示2「人と生きものの知恵くらべ 歴民捕物帳」は、世界規模で起こる地球環境の変化や自然災害などの深刻な課題が多い現代社会において、自然と人間の共存を目指すエコロジーの意識や古い物を深く味わうアナログな生活、また健康や環境問題に関心を寄せるロハスな生き方を考える上で、昔、人と生きものがいかにお互いを侵害しないで生きていたかの再学習が必要とされています。
今回の企画展では、人と人あるいは虫や鳥や動物たちなどの生きものとのかかわりを、歴史と民俗の分野から再発見していこうとするものです。人が生きものの生態を観察し、その習性を利用して考え出した道具など、本館が所蔵する民具の実物から紹介します。
この展覧会は、今なお続く人と生きものの知恵くらべを、昔の道具を知ることによって、これからも調和の取れた棲み分けの手立てを考えるために、身近な問題として感じられるように実施するものです。
企画展名
企画展示「人と生きものの知恵くらべ 歴民捕物帳」
会期
2011(平成23)年10月1日(土曜日)~12月11日(日曜日)
おもな展示品
本館が所蔵する民具約30点など
後援
上毛新聞社 ラジオ高崎
記念事業
- 記念講演会
- 秋の観音山ウォーク