焼却施設などの放射性物質の測定結果について（平成23年実施分）

東京都の清掃工場の焼却灰から放射性物質が検出されたことを受けて、環境省から関東、東北の15都県の一般廃棄物焼却施設に対し、焼却灰の放射性物質の測定の要請がありました。

市内の焼却施設（2か所）と最終処分場の放射性物質の平成23年に測定した結果について掲載します。

焼却灰の測定結果

測定の結果、下の表のとおり埋立て処分の基準値（8,000ベクレル/kg）を大きく下回っていることから、本市の焼却施設から排出される焼却灰については、これまで通りの埋立て処理が継続できることとなります。

※飛灰とは、ろ過式集じん機などで捕集した排ガスに含まれるダスト（ばいじん）です。

8,000ベクレル/kgについて

「一般廃棄物焼却施設における焼却灰の測定及び当面の取扱いについて（平成23年6月28日事務連絡関係都県廃棄物行政主管部（局）あて環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部廃棄物対策課ほか）」に示された一般廃棄物最終処分場（管理型最終処分場）に一時保管されることとされた放射性物質の濃度。

排ガス中の放射性物質の測定結果について

高浜クリーンセンターの煙突から排出される排ガスの測定結果は下表のとおりで、放射性物質は検出されませんでした。

国から排ガス中の放射性物質の測定方法は示されていませんが、下記の測定方法により測定しました。

処分場から排出される浸出水などの放射性物質の測定結果について

エコパーク榛名（最終処分場）では、焼却施設の焼却灰と不燃ごみの残渣を埋め立てております。雨水などが埋立地のごみの中を通ってでた浸出水と、水処理施設で浸出水を処理した後の処理水の測定結果を掲載します。