高崎市美術館 展覧会年間スケジュール

2023年度(令和5年度)展覧会年間スケジュール

収蔵作品展「動物がつむぐ物語ー生命(いのち)あるものたちの造形」
同時開催「特集展示 下山直紀ーAtoma/Kenon 原子/空虚」

期間:2023(令和5)年4月15日(土曜)~6月11日(日曜)

収蔵作品展「動物がつむぐ物語―生命(いのち)あるものたちの造形」
同時開催「特集展示 下山直紀―Atoma/Kenon 原子/空虚」

下山直紀「Atoma / Kenon」
下山直紀《Atoma/Kenon》2022年
タブノキ・ガラス・着色 作家蔵

身近な存在から幻想の生き物まで、古来より様々に描かれてきた動物たち。本展覧会では収蔵作品から、身近な動物を愛おしむ松本忠義の絵画や山口薫によって大胆に抽象化された動物の姿など国内作家のほか、ピカソ、シャガールら海外作家による故郷の動物たちを描いた作品などをご紹介します。あわせて、動物をモチーフに「自刻像」としての木彫作品を制作してきた高崎市在住の彫刻家、下山直紀を特集展示します。

休館日

4月17日・24日、5月8日・15日・22日・29日、6月5日
※4月29日(土曜)~5月7日(日曜)は休まず開館します。

企画展「宮崎学 イマドキの野生動物」

期間:2023(令和5)年6月24日(土曜)~9月3日(日曜)

企画展「宮崎学 イマドキの野生動物」

宮崎学「ニホンザル」
宮崎学《ニホンザル》2020年 作家蔵

宮崎学(1949-)は中央アルプスの麓、長野県上伊那郡南向村(現・中川村)に生まれ、伊那谷の自然豊かな環境を活かし、1972年よりフリーの写真家として活動を開始しました。「自然界の報道写真家」として、現在も日本中の自然を観察しています。本展覧会は、半世紀にわたる宮崎の作家活動の軌跡をたどりながら、黙して語らぬ自然の姿を浮き彫りにしようとするものです。

休館日

6月26日、7月3日・10日・18日・24日・31日、8月7日・14日・21日・28日

企画展「井上八重子展―私の赤」

期間:2023(令和5)年9月23日(土曜・祝)~10月29日(日曜)

井上八重子「クジラと人」
井上八重子《クジラと人》1988年 高崎市美術館蔵

井上八重子は1933年高崎市に生まれました。女学校在学時に郷里の画家・中村節也の指導で初めて絵筆を握り、絵画の道を志します。女子美術大学洋画科卒業後は国画会に初出品し、活動の場を全国へと広げました。本展覧会では自分の好きなもの、美しいもの、きれいなもの、とりわけ赤やピンクに魅了さ
れ作品を描き続ける井上八重子の世界をご紹介します。

休館日

9月25日、10月2日・10日・16日・23日

企画展「生誕140年 竹久夢二のすべて」

期間:2023(令和5)年11月11日(土曜)~2024(令和6)年1月14日(日曜)

竹久夢二「旅」
竹久夢二《旅》1931年 福田美術館蔵

「宵待草」や「夢二式美人」で知られる竹久夢二(1884-1934)の生誕140年、没後90年を記念して夢二と交友した河村幸次郎旧蔵で、京都、福田美術館所蔵「旧河村コレクション」約200点を12年ぶりにまとめて公開し、夢二の多彩な個性と才能すべてを改めて振り返ります。また最晩年、終の棲家と定めつつ見果てぬ夢に終わった榛名山を描く代表作《旅》など、榛名ゆかりの作品もご紹介します。

休館日

11月13日・20日・24日・27日、12月4日・11日・18日・25日、12月28日~1月4日・9日

企画展「視覚の冒険者たち」

期間:2024(令和6)年1月27日(土曜)~3月17日(日曜)

吉野もも「Kami#50-bloom-」
吉野もも《Kami #50 -bloom-》2018年 個人像

冒険的な視覚芸術の試みは見る人の心身に「ゆらぎ」をもたらします。シュルレアリスムやオプ・アートは、視覚を入口として思考にまで揺さぶりをかけ、人間の無意識をあぶり出そうとします。本展覧会ではエルンストやヴァザルリ、曖謳など、感覚と思考の実験的作品を紹介します。あわせて、二次元と三次元との間でイリュージョンを生じさせ、メタ視点から絵画を問い直す吉野ももを特集展示します。

休館日

1月29日、2月5日・13日・19日・26日、3月4日・11日

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