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第2次高崎市地域福祉計画の策定経過について
第2次高崎市地域福祉計画・地域福祉活動計画の策定経過について
高崎市及び高崎市社会福祉協議会では、子どもから高齢者まで、障害の有無にかかわらず、誰もが住み慣れた地域の中で、その人らしく安心して暮らしていくことができるよう、地域で共に支え合い助け合う社会を創造するため、「第2次高崎市地域福祉計画・地域福祉活動計画」の策定に取り組みました。
1.地域福祉とは
高齢者福祉や障害者福祉、あるいは児童福祉のような対象者別の福祉ではない、新しい福祉のあり方です。
地域福祉を一言で表すならば、
「誰もが住み慣れた地域で、その人らしく安心して暮らせる社会」を創り出すための取り組み
と表現できます。
このような社会を創り出すためには、行政、社会福祉協議会だけでなく、地域住民の皆さん、民生委員、ボランティア、NPO、社会福祉関係者などが主体的に関わり合って、地域の生活課題を解決するために取り組んでいく必要があります。
参考:地域福祉の花
このような取り組みすべてが「地域福祉」です。
2.地域福祉計画・地域福祉活動計画とは
地域福祉計画とは
- 社会福祉法に基づく「市町村地域福祉計画」として、「誰もが住み慣れた地域で、その人らしく安心して暮らせる社会」を創り出すことを目指し、地域福祉の推進に関する事項を一体的に定める計画です。
- 計画策定には、住民や社会福祉関係者などの意見を反映させるため、必要な措置を講じるものとされています。
地域福祉活動計画とは
- 社会福祉協議会が呼びかけて、住民や地域の社会福祉関係者などが相互協力して策定する、民間団体等の活動・行動計画です。
- 計画には、福祉課題を解決するために専門職、関係団体が役割分担を行いながら、住民の自発的な活動や福祉サービス利用者の社会参加などを促進する事項などを盛り込みます。
両計画は密接に関連しているため、本市では、第2次高崎市地域福祉計画・地域福祉活動計画として一体的に策定しました。
第2次高崎市地域福祉計画・地域福祉活動計画のイメージ図(案):「共助の木」を育てる
3.高崎市民福祉意識アンケート調査
アンケート調査では、市民の方一人ひとりの地域福祉に対する率直なお考えを伺い、調査結果を第2次高崎市地域福祉計画・地域福祉活動計画に反映させることを目的としています。
調査方法
- 調査期間:平成25年2月15日〜3月1日
- 調査対象:満20歳以上の高崎市民(無作為抽出)
- 調査の方法:調査票を郵送配布、返信用封筒により郵送回収
回収状況
- 調査票配布数:6,000票
- 回収数:2,945票
- 回収率:49.1%
4.高崎市地域福祉市民会議
- 第2次高崎市地域福祉計画・地域福祉活動計画の策定にあたり、地域の福祉課題とその解決方法等について市民の皆さんからご意見をいただくため、地域福祉市民会議を設置しています。
- 地域福祉市民会議では、地域の現状や課題を捉え、地域住民が主体となって地域の福祉課題を解決する方法について、意見交換していただきました。
- 地域福祉市民会議委員の皆様が意見交換していただいた結果を計画の素案に反映させていただきました。
- 市民会議の進捗状況などを「高崎市地域福祉通信」としてまとめています。高崎市地域福祉通信は、下記よりダウンロードできます。
高崎市地域福祉通信(第2次)
5.高崎市社会福祉審議会地域福祉専門分科会
- 社会福祉法に基づき設置している高崎市社会福祉審議会に、地域福祉専門分科会を設けました。
- 地域福祉専門分科会の主な役割は、第2次高崎市地域福祉計画の策定、その他地域福祉の推進に関して必要な事項等を調査・審議していただくことです。
第1回高崎市社会福祉審議会地域福祉専門分科会を開催しました
- 日時:平成25年7月3日(水曜日)午後3時から
- 場所:高崎市役所 議会棟4階 議場控室
- 内容:
委員への委嘱状交付
議事- 専門分科会長及び副専門分科会長の選出
- 第1次高崎市地域福祉計画・高崎市地域福祉活動計画について
- 第2次高崎市地域福祉計画・高崎市地域福祉活動計画の策定について
第2回高崎市社会福祉審議会地域福祉専門分科会を開催しました
- 日時:平成26年3月18日(火曜日)午前10時から
- 場所:高崎市役所 20階 研修室
- 内容:
議事- 第2次高崎市地域福祉計画・地域福祉活動計画(案)について