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高崎市メディカルサポートセンターについて

ページID:0003251 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

建物全景エントランスホール

保健医療総務課では、市民の皆さんが安心して生活できる医療環境の推進を図っています。その1つとして、国立病院機構高崎総合医療センターが当時計画を進めていた病院の建替え整備にあわせ、建物の一部を公の施設「高崎市メディカルサポートセンター」として高崎市が設置し、それを同病院が指定管理者としてノウハウを活かしながら、自らの病院と一体的に活用することにより、地域医療の充実強化を図っています。
新病棟(メディカルサポートセンター)は、平成19年6月に工事に着手し、平成21年9月に完成しました。その後、移転準備作業等を経て、平成21年10月に、名称を従来の「国立病院機構高崎病院」から「国立病院機構高崎総合医療センター」に改め、新たに診療を開始しました。新病棟の開院により、特に救命救急医療や小児医療・周産期医療などが充実強化されたほか、診療科も充実されました。
病院内に、市が公の施設「高崎市メディカルサポートセンター」を設置することにより、地域の拠点病院としての機能が一層高まり、市民が安心して暮らせる医療環境の向上に大きな役割を果たしています。

独立行政法人国立病院機構高崎総合医療センター<外部リンク>

病院及びメディカルサポートセンターの概要

高崎市では、病院内の約3分の1にあたる部分を公の施設「高崎市メディカルサポートセンター」として整備しました。同施設は、施設の機能が効率よく発揮できるように病院内の各階に分散して配置されています。
施設の運営は、指定管理者として国立病院機構高崎総合医療センターが行い、指定管理者は自らの病院と一体的に公の施設を活用することにより、医療機能と医療体制の一層の充実強化を図っています。

1.建設地

 高崎市高松町36番地

2.延床面積

 33,590.87平方メートル

(約3分の1にあたる11,185.49平方メートルについては、高崎市が高崎市メディカルサポートセンターとして設置。)

3.建築規模

 地下1階、地上7階

4.病床数

 451床(一般病床445床、感染症病床6床)

5.構造

 鉄筋コンクリート造(免震構造)

高崎市メディカルサポートセンターの設置により充実強化された諸機能

高崎総合医療センターは、引き続き、がん・循環器病に関する専門的医療や地域医療支援病院・地域がん診療拠点病院としての役割を担うほか、メディカルサポートセンターの併設により、特に次の機能が充実強化されました。

  1. 救命救急医療・救命センター(集中治療室等)の充実強化
  2. 小児救急医療・周産期医療の充実強化
  3. 地域要望の強い診療科の新設(歯科口腔外科、形成外科の新設)
  4. 地域医療連携・地域医療支援機能の推進強化
  5. 診療環境及び患者のアメニティの充実強化(個室率や快適性の向上)

高崎市メディカルサポートセンターの設置経緯

高崎総合医療センターでは、平成16年4月に従来までの「国立病院」から「独立行政法人国立病院機構」に移行するにあたり、循環器病やがん治療に重点を置いた病院へと再編成する方針が打ち出され、今まで同病院が担ってきた地域医療が損なわれてしまうのではという問題が表面化しました。
こうした中、市は市内唯一の公的病院である同病院に、これまで同様に地域医療の中核となる病院としての役割を担っていただくよう積極的に働きかけを行い、協議を重ねてきました。
その結果、平成17年7月に両者が合意し、「国立病院機構高崎病院の更新築整備に関する基本協定」を締結しました。同協定には、新病院内に地域医療の支援・充実強化を目的とした公の施設を併設することや、今後も同病院が救命救急医療や小児救急医療・周産期医療などの分野を中心に、地域医療を積極的に行っていくことなどが盛り込まれています。
この協定を受けて市は、病院内の約3分の1にあたる部分を、公の施設「高崎市メディカルサポートセンター」として整備しました。