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高崎サウンド創造活動について

ページID:0003045 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

高崎市が、平成25年度から新たに取り組むこととなった「高崎サウンド創造活動」。

このページでは、その拠点となるレコーディングスタジオ・「高崎サウンド創造スタジオ」の概要と、スタジオ運営責任者に就任する高崎市出身、在住の音楽プロデューサー・多胡邦夫さんについてご紹介します。

「高崎サウンド」の創造

高崎市は、本事業を通じて、プロ仕様の本格的なレコーディングスタジオ「高崎サウンド創造スタジオ」を拠点に、プロミュージシャンとアマチュアミュージシャン、高崎市民との交流が生まれることにより、若者の夢が広がり、音楽人口の増加や音楽都市としての知名度・ブランド力の向上を目指します。
そして、高崎市は、この事業を通じて、市内のライブハウスや貸しリハーサルスタジオ、楽器店などの音楽関連施設の活性化にもつなげ、街のあらゆるところから新たな音楽が生み出されていく一連のムーブメントが、ビートルズに象徴される「リバプールサウンド」やエルビスプレスリーに象徴される「メンフィスサウンド」のように、『高崎サウンド』となることを目指していきます。

また、スタジオ運営にあたっては、浜崎あゆみ、hitomi、Every Little Thing、柴咲コウ、AKB48、木山裕策など、多くの有名アーティストに楽曲を提供する高崎市出身の日本を代表する作曲家、音楽プロデューサー・多胡邦夫氏ら国内トップクラスの音楽関係者の協力を得ていきます。
特に、多胡邦夫氏には、スタジオのコンセプトづくりから完成後の運営に至るまで、スタジオ全般についてプロデュースをしていただきます。

自治体が、レコーディングスタジオを単なる文化施設として設置するだけではなく、その設置・運営に、現役の音楽プロデューサーらが直接携わり、有名プロミュージシャンや将来性のあるアマチュアミュージシャンに高崎でレコーディングをしていただき、全国・世界に音楽を発信し、『高崎サウンド』を創造していくという取り組みは、群馬交響楽団に象徴される「音楽のある街」、かつて伝説的ロックバンドを輩出した高崎ならではの取り組みであり、前例がないものといえます。

スタジオコンセプト

高崎サウンド創造活動の拠点となるレコーディングスタジオのスタジオコンセプトをご紹介します。

人間の情熱を伝える生演奏を録音する、ハイスペックでゆとりあるレコーディング環境

近年、音楽業界の不況により、人の温もりや情熱を閉じ込めるレコーディング空間と時間の確保が難しくなってきています。
コンピューターミュージックが主流となっている中で、人間の情熱を閉じ込める生演奏のレコーディング文化を残したい。本来の音楽のあるべき姿を取り戻したい。その思いを抱くアーティストやプロデューサーのニーズに対応するハイスペックなレコーディング環境を、ゆとりあるスケジュールと低廉な料金で提供します。制作費の縮減に苦しむ音楽制作現場の需要が見込まれます。

アーティストの移動に便利な立地性

高崎市は、東京から1時間圏で、首都圏からアーティストやレコーディングスタッフの移動も容易であるなど、交通面での大きなメリットがあります。
プロがレコーディングできるスタジオは限られており、ほとんどが東京などの大都市に存在しています。多くのスタジオが存在する名古屋、大阪では移動に時間がかかりますが、首都圏に近い高崎ならフットワークの良いレコーディングが可能です。

音楽で高崎ブランドを世界へ、音楽関係者が交流するまち高崎にも

スタジオには、優れたレコーディングエンジニアが常駐し、高崎市出身の日本を代表する作曲家、音楽プロデューサー・多胡邦夫氏(株式会社 TAGO FACTORY.代表。エイベックス・マネジメント株式会社所属)がプロデュースにあたります。
レコーディングにあわせて音楽関係者が高崎を訪れるなど、高崎がプロに注目されるまちとして認識されることになります。
また、スタジオでレコーディングされた作品には「高崎」、「TAKASAKI」がクレジットされ、ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)や各種メディアなどを通じて「高崎」のPRと地域活性化につながります。
音楽活動や作品を通じて高崎ブランドを全国へ、世界へ発信することができます。

プロの目に止まる可能性が増える

音楽業界関係者が高崎の街中を行き交うことで、高崎で活動するアマチュアミュージシャンにプロの目が止まる可能性が増えます。
また、スタジオ運営責任者のプロデューサー・多胡邦夫氏を中心とした選考会議によるデモテープ募集やオーディションなども予定しており、若い才能を発掘、育成し、高崎から発信していくことも可能になります。

音楽のあるまち高崎の活性化

これまで東京などの大都市でなければ業界関係者の目に止まらず、プロデビューのチャンスをつかむことができなかったアマチュアミュージシャンが高崎を目指して集まることになり、結果として、高崎の音楽関係施設であるライブハウスや楽器店、リハーサルスタジオ(バンドなどの音楽練習に使用する練習スタジオ)などの利用も盛んになるなど、全国から若者が高崎に相集うようになります。
また、レコーディングに訪れたアーティストたちが、高崎の街中の飲食店や洋品店などに立ち寄る機会も増え、街全体の活性化と都市イメージの向上にもつながります。

音楽ジャンルを越えたコラボレーションの実現

オーケストラのある地方都市は全国でも数か所です。高崎なら、弦楽アンサンブルのレコーディングなども、地方オーケストラの草分けである群馬交響楽団のメンバーを中心に、プロの演奏者に依頼することができるなど、「音楽のある街・高崎」の強みを発揮できます。
ロックやポップスだけではなく、クラシックやジャスなど、幅広い音楽ジャンルで活躍するプロミュージシャンとのコラボレーションも実現していきます。

レコーディングスタジオの施設概要(完成前)

名称

高崎サウンド創造スタジオ-「TAGO STUDIO TAKASAKI」と称することを予定しています-

住所

群馬県高崎市あら町5番地3 石井マンション1、2階(高崎駅徒歩8分)

用途

1階:レコーディングスタジオ
2階:事務所、受付、市民ラウンジほか

面積

172.07坪=約570平方メートル(1階85.17坪=約280平方メートル、2階86.90坪=約290平方メートル)

完成

平成26年1月開設予定

設置者

高崎市

施設管理

指定管理者を予定

施設運営責任者

多胡 邦夫

協力

株式会社ラジオ高崎ほか

運営方針

  • プロミュージシャンのレコーディング料は、高崎への貢献度に応じて1日(12時間)3万円以内(特別地域振興プランの場合)
  • アマチュアミュージシャンは選抜(審査)のうえ、同1万円
    ※詳細については、内容が決り次第、改めてお知らせします。

多胡邦夫さんのプロフィール

群馬県高崎市出身・在住。1973年9月4日生まれ(作詞・作曲・プロデューサー)。
アメリカンロックに強く影響され、学生時代よりバンド活動を始める。群馬県で音楽を志す者の中では知らない者がいないと言われるほど、各コンテストを総ナメにし、更なるステップとして上京する。その後、本人の魂がこもった熱いデモテープが数社のレコードメーカーの耳に止まり、ソロアーティストとしての修行をする傍ら、浜崎あゆみ、hitomi、Every Little Thing、柴咲コウ、AKB48等へ楽曲提供を行い数多くのヒットを飛ばす。
「多胡邦夫」本人のソロデビューマキシシングル「赤い雨」は、9月11日の惨事に触発されて書き下ろされた。今もはや平和が「当たり前」ではないこの時代に、「人間にとって本当に大切な事が何か?」をリスナーに問い掛け、それぞれの人々にそれぞれにいる、「大切な人」が「あたり前」の存在である保証は無い事を強く主張している。プロデュースする木山裕策とともに2008年NHK紅白歌合戦出場を果たす。TV番組オーディションなどの審査員としても活躍中。
エイベックス・マネジメント株式会社所属、株式会社 TAGO FACTORY.代表。