観音塚だより(平成26年度)

平成27年3月31日(火) 観音塚古墳の桜開花情報

今年の桜の開花は早いですね!今日31日はとても暖かく、現在5分咲きといたっところです!近くの八幡神社の桜も見事ですよ。合わせてご見学はいかがですか?お待ちしております。(K)

古墳の桜1 古墳の桜2

平成27年2月7日(土) 古代にチャレンジ!土鈴づくり体験レポート

満員御礼の土鈴づくり。ねんどでつくる素朴な鈴づくりは、幅広い年齢層の参加者の皆さまと、楽しく古代のモノづくりにチャレンジしました。鈴の中には、紙に包んだ中玉を込め、切り込みを入れて焼きます。すると、その隙間から灰が出てきて出来上がりです。土の中から発見される縄文時代の土鈴は、枯れ葉などで中玉を包んで作られました。そのことをお話しすると、「古代の人って賢いですね!」と感心しきり。今回作られた土鈴は、人気キャラクターや、バースデーケーキ、どれも個性的な仕上がりでした。当館の電気窯で焼き上げて、お引渡し致します。どんな音色がするか楽しみですね!(K)

土鈴づくりのようす1 土鈴づくりのようす2 土鈴づくりのようす3
土鈴づくりのようす4 土鈴づくりのようす5 土鈴づくりのようす6

平成26年11月29日(月)・30日(日) 連続講演会レポート

梅澤先生講演の様子1 梅澤先生講演の様子2

観音塚考古資料館の開館記念日でもある、11月29日は、梅澤重昭先生に『群馬の古鏡』という演題でお話をいただきました。先生は、長年の豊富な知識や経験から、古代銅鏡の見方や、鏡背に描かれた文様の意味について、また、群馬県出土銅鏡の特徴を詳しく、そして、親しみやすくご説明くださいました。梅澤先生のお人柄に、遠方よりご来場のお客様も多く見受けられました。

加藤先生講演の様子1 加藤先生講演の様子2

また、30日は、宮内庁陵墓課の加藤一郎先生によるご講演でした。銅鏡についての研究発表は少ないものの、全国の後期倭鏡の調査に回られ、研究を続けられています。今回は、高崎市内出土の鈴鏡についても、新しい見解が示され、とても有意義な講演となりました。また、観音塚古墳出土鏡についても、副葬の経緯の特徴が似た金鈴塚古墳(千葉県)を参照しながら、分かりやすくご説明いただきました。

いずれの講演会も、参加者の方々から、質問が途切れることなく、古代鏡の世界にますます魅せられたようすでした。(K)

平成26年11月23日(金・祝) ねんどで鏡をつくろう!

ねんど鏡作りの様子1

今回の体験学習は、お子様向けのもので、ねんどで古代の鏡を作りました。現在、開催中の企画展では、古代の銅鏡がずらりと並んでいますが、これらを参考にねんどで作ると、とても素朴でかわいい鏡になります。母娘のテーブルでは、キャラクターや、星、ハートを散りばめた「デコ銅鏡」を作りながら、ガールズトークに花が咲いていました。

ねんど鏡作りの様子2 ねんど鏡作りの様子3

中には、鏡の模様に「神様のお部屋」を作ろうと、がんばっているお子さんもいました。ちょっとびっくりするアイディアですが、古代中国の銅鏡には、星座や宇宙観をあらわすものもありますから、あながち不思議な発想でもなさそうです。おもいおもいのデザインをほどこして、窯で焼き上げます。焼き上がりが楽しみですね。(K)

平成26年11月3日(月・祝) はじめての銅鏡づくり、さて仕上がりは?

銅鏡づくり 会場のようす  銅鏡づくり 説明のようす

企画展に関連して、銅鏡づくりの体験学習を実施しました。通常の銅鏡づくりは2日間かかってしまうので、なんとか、当日に完成品をお持ち帰りいただきたいと、スタッフみんなで試行錯誤を続けてきた企画です。今回は、参加者の方々のオリジナルデザインの石膏鋳型にスズを流し込みます。

銅鏡づくり 鋳型をつくるようす

展示室で、古代の銅鏡をじっくりご覧いただいたあと、石膏型にデザインを書き込み、彫刻刀などで溝を掘ってゆきます。デザインもさまざまで、企画展図録を参考にされた方、マンホールの写真を参考にした方、家紋をモチーフにした方、あらかじめデザインシートを作成して持参された方もいらっしゃいました。

銅鏡づくり 金属を流し込むようす  銅鏡づくり 完成品

るつぼで金属を溶かすようすを、じっと見守り、緊張しながら型に流し入れます。高温になりますので注意が必要な作業で、皆さん真剣に取り組んでいただきました。今回は、さまざまな条件から、穴が開く箇所がありましたが、溶かしては流し込みを繰り返し、なんとかかたちにしてお持ち帰りいただきました。実は、この後の磨き作業が何日もかかります。ヤスリを荒いものから細かいヤスリを順にかけ、最後に研磨剤でピカピカに磨き上げます。ヤスリのセットをお渡しし、ご自宅で磨いていただくのですが、さて、ご自分の顔が映るほどになったでしょうか?古代人のモノづくりには、やはり頭が下がります。(K) 

平成26年10月11日(土) まりこふんさんのオープニングライブにコーフン!

鏡よかがみ展示室

観音塚考古資料館では、第26回企画展「鏡よかがみ 人々の心を支えた鏡たち」がスタートしました。

まりこふんさんライブのようす1 まりこふんさんライブのようす2

初日のオープニングライブには、世界で唯一の「古墳シンガー・まりこふんさん」が駆けつけてくださり、古墳愛あふれるライブを披露してくださいました。カホーン演奏はミノルさんです。会場のみなさんも一体となって、ライブは大盛り上がり!まりこふんさんは、石室から登場!夕暮れ時の幻想的な観音塚古墳にコーフンしたまりこふんさんは、思わず古墳に駆け上がってノリノリです。

そして、観音塚古墳のために作られた「観音塚deサンバ」という新曲を発表してくださいました!曲は軽快なサンバのリズムで、お客様の「か・か・か・かんのんづか!」の掛け声が、観音塚古墳に響き渡りました。

まりこふんさんライブのようす3 まりこふんさんライブのようす4

後半のトークには、企画展図録に、観音塚古墳の紹介漫画を描いていただいた、イラストレーターのヨザワマイさんも登場。古墳を守る「カノンちゃん」や、承台付銅鋺の「どうわん君」など、漫画に登場したキャラクターの紹介とともに、まりこふんさん、ミノルさんと、古墳にまつわる楽しいお話で盛り上がりました。

地域のみなさまのご協力のもと、まりこふんさんはじめ、古墳を大切に思う皆様とのイベントとなりました。改めて感謝の気持ちでいっぱいです。これからも、地域に愛される文化財を大切に守ってゆきたいものです。(K)

平成26年9月13日(土) アンギン編みコースターを作ったよ!

アンギン編みのようす アンギン編みコースター

9月の「古代にチャレンジ!」は、縄文時代以来の技法である「編布(あんぎん)」で布を編むことに挑戦しました。簡単なあんぎん台を用意し、経(たて)糸に緯(よこ)糸を絡ませて編んでゆきます。編み目は「むしろ」や「すだれ」の「もじり編み」とよく似ています。この日は、敬老の日が近いこともあり、「おじいちゃん、おばあちゃんへのプレゼント」として、丁寧に根気強く、コースターを編んでくれました。また、いつもは、麻ひもで編むのですが、富岡製糸場が世界遺産に登録されましたので、その記念に絹糸を混ぜて編みました。草木染めの絹糸がアクセントとなり、とても品のある仕上がりになりました。敬老の日のプレゼントに、ぴったりでしたね。(K)

平成26年8月15~17日(金~日) 夏休みに古代体験したよ!

「発掘体験と石のまが玉づくり」にご参加のみなさんです。

発掘体験

発掘体験のようす 石を掘り出したようす

まずは、資料館の花壇から、まが玉ネックレスの材料となる滑石(かっせき)を掘り出します。この日はあいにくの小雨が降っていましたが、今回の体験学習のため、石を埋めてくれた学芸員実習生もボランティアで参加し、にぎやかでした。石や土器片は、思ったより深く埋まっており、「うーん、古墳時代の地層かな?いやいや、縄文時代かな!?」などと言いながら、どろんこになりつつ、みんな夢中で土を掘ってゆきます。石や土器を掘り当てると、教えてもらったように、シャベルを横にして、割らないようにそっと掻き出します。

まが玉のネックレス

石のまがたまづくり姉妹 石の勾玉づくり3姉妹

自分で発掘した滑石を、紙やすりで磨きあげて、まが玉のネックレスにしました。口々に「楽しかったー!」と言って、できあがったまが玉を大切持ち帰っていただきました。発掘の面白さを感じてもらえる一日でした。

「ガラスのまが玉づくり」にご参加のみなさんです。

ガラスの勾玉づくり解説 ガラスの勾玉作り製作のようす

まずは石膏で鋳型を作っているようすです。はじめての型づくりに皆さん興味深々で、真剣にお話を聞いてくださいました。1時間ほど経って、埋めた粘土を取り出し、ガラスの粉を入れて焼成します。透明感のあるガラスのまが玉はいつも人気の体験です。当館の電気窯で焼き上げてからお渡しになります。(K)

平成26年7月12日(土) ミニはにわを作ったよ!

ミニはにわ製作のようす ミニはにわ完成写真

夏休み直前の土曜日、早くも真っ黒に日焼けした小学生たちで、元気いっぱい!にぎやかになった資料館でミニはにわづくりを体験していただきました。陶芸用のねんどを使い、当館の電気窯で焼き上げると、赤みがかった素朴な風合いのはにわが焼きあがります。お父さん、お母さん、おばあちゃんと、仲良くひとつの小さなはにわを作るご家族、お父さんの方が夢中になって作るご家族と、みなさんと楽しい時間をすごすことができました。今回はイヌやウマ、ニワトリなどの動物はにわや、難しい武人はにわなど、さまざまなミニはにわが完成しました。それでも、予定より早めに終わりましたので、観音塚古墳の涼しい石室を見学され、古代に触れるきっかけになったようです。(K)

平成26年6月4日(水) 小学生の社会科見学の季節!

古墳の見学 石のまがたまづくり

古墳の新緑がまぶしい毎年5月、6月の当館は、社会科見学の小学校6年生で賑わいます。学校によっては児童の体力づくりを兼ねていて、10キロほど離れた学校から2時間ほどかけて、歩いて来てくれます。

6年生になると歴史に関心のある子どもと、それほどでもない子がご案内するうちに分かってきます。あまり関心のない子どもにも「何かひとつのサプライズ」を与えることが、スタッフの任務と考え、石室の天井を構成する石の重さなどを伝えたり、金色に輝く王族の宝物など見せているうち興味を持ち出す子どももいます。

著名な考古学者や史学者の大半が歴史研究を仕事とするに至ったきっかけとして、子どもの頃近所で埴輪や土器のかけらを拾った、学校の図書館で「古事記」を読んだことなどをあげます。

そうしたきっかけづくりになるかどうかは私たちスタッフの説明次第。目を輝かせ沢山の質問をする子、それほどでもない子どちらにも、いくつのサプライズを与えられるのかなあ、文化財を大切にしようという気持ちを持ち始めてくれるかなあと、ニコニコと説明しながら内心緊張の汗を流す日々が続くのでした。(M)

平成26年5月5日(月・祝) ゴールデンウィークさわやかな季節の歴史体験

かっ石をやすりで削っているようす まが玉ネックレス完成

5月4日(日)石のまが玉づくり

ゴールデンウィークの天気のよい一日、資料館は子どもたちのにぎやかな声が響いていました。石はけずりやすい滑石を使い、紙やすりで形をつくりだしてゆきます。根気のいる作業ですが、ご家族みなさんが協力して、素敵なまが玉ネックレスを完成させてくれました。遠方より資料館スタッフに会いに来て下さる方、ご近所のみなさま、ご来館の記念に挑戦してくださった方などと、楽しく過ごした一日でした。

5月5日(日)歴史ウォーク「八幡台地、遺跡めぐり」

八幡台地上の遺跡群を歩く約6キロのコースで、資料館からスタート!昨年も参加して下さった方も含め、10歳から85歳までの方々にご参加いただきました。まずは、「群馬の石舞台」観音塚古墳。はじめて入る石室に歓声が上がります。続いての平塚古墳は、ちょうど試掘をしている最中でしたので、担当者に詳しいお話を伺うことができました。みなさん初めてみる地層の重なりに、さまざまな質問が飛び交いました。八幡宮では、通常では見ることのできない算額を見せていただいたり、休憩にはおいしいアイスクリームも!

平塚古墳の発掘現場 剣崎長瀞西古墳

剣崎長瀞西古墳や、八幡霊園内の古墳を次々と見学し、八幡台地上にいかに多くの遺跡があるかを改めて実感していただきました。参加者の方も、「古墳をたくさん見ることができた」「覚えたことを友達に自慢したい」「来年も参加します」などと言っていただきました。終わってみれば、わたしの万歩計で12,000歩。今日は古代への新しいイメージや疑問もわいたことでしょう。小高い土地に墓を建てた豪族たちに思いを馳せながら、さらなる古代史への扉を開いてみてはいかがでしょうか?(K)

平成26年4月2日(水) 観音塚古墳のサクラ情報

古墳のさくら北側より  古墳のさくら

今年も観音塚古墳のサクラがきれいに咲き始めました。写真は、4月2日(水)午前中現在のもので、5分咲きです。2月の大雪の際には、枝を落とした木もたくさんありましたが、例年とかわらず可憐な花を咲かせてくれました。私たち資料館のスタッフも、古墳のサクラが咲くのと同時に市内小学校の遠足でたくさんの児童がやってきますので、気分も新たにスタートです!今週末の5日(土)・6日(日)は満開のサクラを楽しめそうです。近くの上野国一社八幡宮「八幡神社」の春祭りも6日(日)に催されます。こちらも、枝垂桜が見事ですよ。合わせて春いちばんの歴史散歩におでかけされてはいかがですか?(K)

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