『描く!』マンガ展

『描く!』マンガ展 名作を生む画技に迫る-描線・コマ・キャラ(2015年)

日本人はこんなにマンガを描いてきた―プロの作家のみならず、実に多くの人が「絵」を描いています。マンガ読者の多くは、愛好するマンガ作品の「絵」をまねて自らも「描く」という体験を一度はしています。このような「描く読者」が分厚い層として存在し続けてきたことが、現代マンガの隆盛を支えてきたと言っても過言ではありません。次の世代の才能がいつも人々の「描く」という営みの大海のなかから現れてきたことは、マンガの文化的「強み」と言ってよいでしょう。本展覧会は、マンガを「描く」「人に見せる」「たのしむ」という、マンガの本質的な営為に着目しています。原画などの展示によって、優れたマンガ家たちの卓越した作画技術を鑑賞する機会を提供するとともに、描き手たちをはぐくんできた「場所」として、各時代の媒体資料を出版物の現物などでご紹介します。また、原画以外にも、洗練された個々の表現、描線や構図、コマわり等についての特徴を、具体的に図示して解説します。マンガ表現史という観点をテーマに展示全体の基盤とすることで、マンガ表現の豊かさと多様性を、マンガファンにのみならず多くの方に感じでいただける、またとない機会となるでしょう。

1.すべての夢は紙とペンからはじまる

不朽の名作を生み出してきた巨匠たちの子ども時代やデビュー前後の作品を展示し、彼らもまた先達の表現に憧れ、影響を受けながら自らのスタイルを築きあげていったことを紹介します。

《出品作家》赤塚不二夫、石ノ森章太郎、手塚治虫、藤子不二雄(A)、水野英子

2.名作の生まれるところ―マイスターたちの画技を読み解く

現代マンガの最前線を走るマンガ家8名の作品をご紹介します。各作家独自の描線や画面構成の「技術」を原画や拡大パネル等で提示し、多くの人々に支持されたヒット作の数々がどのように生まれてきたのか、マンガ家・田中圭一氏の解説も交えて展示します。

《出品作家》あずまきよひこ、さいとう・たかを、島本和彦、竹宮惠子、平野耕太、PEACH-PIT、陸奥A子、諸星大二郎 

会期

平成28年2月11日(木・祝)~4月10日(日)

※会期中、一部展示替えを行います

主な出品作品

  • 手塚治虫「ブラック・ジャック」(C)手塚プロダクション
  • 「ローゼンメイデン」(C)PEACH-PIT
  • 「HELLSING」(C)平野耕太/Shonengahosha
  • 「マッドメン;オンゴロの仮面」(C)諸星大二郎
  • 「地球(テラ)へ・・・」(C)竹宮惠子
  • 「吼えろペン」(C)島本和彦/小学館
  • 「ミルキー・セピア物語」(C)陸奥A子

主催・会場

高崎市美術館

開館時間

午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
金曜日のみ 午後8時まで(入館は午後7時30分まで)※旧井上邸は午後5時まで(入館は午後4時30分まで)

休館日

会期中の休館日:2月12日(金)・15日(月)・22日(月)・29日(月)、3月7日(月)・14日(月)・22日(火)・28日(月)、4月4日(月)

観覧料

一般 600(500)円、大学・高校生300(250)円 

  • ( )内は20名以上の団体割引料金
  • 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方および付添いの方1名、65歳以上の方、中学生以下は無料となります。
  • リピーター割引
    本展チケット(有料)半券提示で2回目の観覧料が通常料金の半額になります。
    ※他の割引券とは併用できません。

後援

朝日新聞前橋総局、共同通信社前橋支局、産経新聞前橋支局、上毛新聞社、東京新聞前橋支局、毎日新聞前橋支局、読売新聞前橋支局、群馬テレビ、J:COM群馬、FM GUNMA、ラジオ高崎

監修

伊藤剛(マンガ評論家・東京工芸大学マンガ学科准教授)

監修アシスタント

三輪健太朗(マンガ研究者・学習院大学)

企画協力

アートプランニング・レイ、手塚プロダクション

特別協力

NPO法人 熊本マンガミュージアムプロジェクト、株式会社ボークス、講談社、集英社、小学館、少年画報社、スクウェア・エニックス、GG7、ムービック、有限会社トランキライザープロダクト、よつばスタジオ、リイド社、pixiv

企画協賛

東京工芸大学マンガ学科、京都精華大学、株式会社セルシス、株式会社ワコム、デリーター株式会社、コミPo!

関連事業

  • トークイベント「描く!」を読み解く
  • マンガ家体験ワークショップ1「4コママンガを描こう!」
  • マンガ家体験ワークショップ2「コマ割り実践講座」
  • マンガ家体験ワークショップ3「オリジナルキャラを描こう!」

このページの担当

  • 高崎市美術館
  • 電話:027-324-6125
  • ファクス:027-324-6126