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平成28年5月定例記者会見

ページID:0006175 更新日:2023年12月18日更新 印刷ページ表示

日時:平成28年5月12日(木曜日)午前11時から
会場:市役所6階市民対話室
案件:6件

上野三碑の小中学生向け副教材の配布について

世界記憶遺産の国内候補「上野三碑」の世界的な価値を、小中学生にも理解してもらうために作成していた副教材が完成しましたので、このたび市内の小中学校へ全児童・生徒分、約31,000冊を配布しました。

副教材は、小学生向けと中学生向けを別々に作成し、体裁はともに8ページ・B5サイズのフルカラーで、現地にも持ち運びやすいサイズ・重さです。小中学生にも理解してもらえるよう、簡単な文章やイラストなどを用いて、上野三碑の碑文の読み方やその価値についてわかりやすく解説しています。地域学習や歴史の授業で活用されることで、子供たちが上野三碑のことを知り、高崎への愛着を高めていくことを期待しています。

なお、中学生向けの副教材は、希望に応じて一般の方にも配布いたします。窓口に申し出れば、どなたでもお読みいただくことができます(1人1冊まで)。

配布の詳細は以下のとおりです。

配布場所

高崎市役所文化財保護課(15階)、各支所地域振興課、高崎駅観光案内所、観音塚考古資料館、高崎市歴史民俗資料館、かみつけの里博物館、多胡碑記念館、吉井郷土資料館、榛名歴史民俗資料館

※郵送は行いません。

配布日時

各館及び観光案内所は5月15日(日曜)から

文化財保護課及び各支所は5月16日(月曜)から

問い合わせ先

文化財保護課 電話:027-321-1292

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下佐野町漆山古墳の寄付受納について

市内下佐野町863番地他に所在する漆山古墳は、かつて80基あまりの古墳が存在した佐野古墳群の中で、最も規模の大きい墳丘をもつ前方後円墳です。もともとは墳丘長70メートル級の大型前方後円墳であったことが知られており、墳丘の南側には8メートルの奥行きをもつ立派な横穴式石室が残されています。

近隣に住む堀口家が代々所有し大切に保全してきましたが、このたび地権者である堀口吉久氏らから現存する古墳墳丘と管理用地を合わせた約1,500平方メートルが高崎市へ寄付されました。

高崎市教育委員会では、今回の寄付を受け、古墳を適切に管理、保護していくことといたします。

概要

名称は漆山古墳。下佐野町に所在する6世紀後半築造の前方後円墳で、高崎市街地、南の佐野古墳群に属す。

墳丘長70メートル級と大型で、凝灰岩の巨石を積み上げた全長8メートルの横穴式石室をもつ。

その立地は、6世紀後半頃に当地に置かれたとみられるヤマト王権の直轄地「佐野屯倉(三家)」の推定地にあたることから、上野三碑の「山上碑」や「金井沢碑」を建てた一族の祖先であり、「佐野屯倉(三家)」の管理者であった豪族が葬られている可能性が高い。

世界記憶遺産登録を目指している上野三碑の「山上碑」(681年建立)は、この「佐野屯倉(三家)」管理者の子孫である僧侶「長利」が建てたものである。

また、「金井沢碑」(726年建立)は、「佐野屯倉(三家)」ゆかりの氏族が後に三家氏を名乗り、彼らが建立者であることがわかっている。

これらのことから本古墳は上野三碑とも密接に関係しており、地域史研究上の一級資料であると評価される。

旧所有者 堀口 吉久 氏(89歳 昭和2年1月3日生)コメント

「先代から古墳の大切さを教えられ保存・管理してきたが、高齢のため手入れが難しくなり、市に寄付することを決意した。受け入れていただき家族も喜んでいる。」

問い合わせ先

文化財保護課 電話:027-321-1292

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多胡郡正倉跡の想像画作成について

高崎市教育委員会では、平成23年度より多胡碑周辺遺跡の発掘調査をおこなっています。平成27年度調査では、大型で格式の高い倉である「法倉」が発見され、この地に「多胡郡正倉跡」が存在することが確実となりました。

今回、この「多胡郡正倉跡」に関する発掘調査成果について、市民にわかりやすくイメージしていただくため、平成27年度末までの発掘調査成果に近隣遺跡の調査成果等を加味して作成した想像画を2点作成しました。

想像画1は多胡郡正倉を北東の空から俯瞰し、想像画2は法倉を北から見上げている構図です。監修は多胡碑周辺遺跡調査検討委員会の指導のもと、高崎市教育委員会文化財保護課がおこない、作画は高崎市美術館 塚越 潤 館長の手によるものです。

この想像画により、地域の方々に多胡碑に記載のある多胡郡の正倉跡が発見されたことを広く知っていただき、郷土への愛着をより深めていただくことを期待します。

問い合わせ先

文化財保護課 電話:027-321-1292

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小学校周辺道路交通安全対策事業の実施について

内容

高崎市は、児童が安心・安全に通学できる道路環境を整備するため、今年度から、小学校周辺の生活道路に、通行車両に対し速度を抑止させるための段差(ハンプ)を設置する「小学校周辺道路交通安全対策事業」を実施します。

この対策事業は、市内各小学校からの要望を踏まえ、地域住民のご理解とご協力を得、市内全小学校(58校)を対象とし実施いたします。

対策概要

アスファルト舗装による段差(ハンプ)・薄層カラー舗装

路面標示の設置

施工箇所

各小学校及び地域の要望箇所を基に状況調査を行い警察署と協議のうえ施工

実施期間

平成28年度から平成32年度(5か年を予定)

今年度は、10校から12校、30か所程度を施工予定

事業費

総事業費60,000千円(12,000千円/年)

問い合わせ先

管理課 電話:027-321-1264

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ポーランド男子バレーボールチームの合宿実施に伴う歓迎セレモニー等について

5月28日から東京体育館で開催されるリオデジャネイロオリンピックの男子バレーボール世界最終予選に出場するポーランドチームが、5月21日から26日までの6日間、高崎市で事前合宿を実施する運びとなりました。本市が進めている2020東京オリンピックの事前合宿誘致活動の中で実現されたものです。

本市におきましては、選手たちへの歓迎と激励を込めてチームが到着する21日に高崎駅西口ペデストリアンデッキで歓迎セレモニーを行います。

合宿期間中は高崎駅西口から音楽センターまでのシンフォニーロード沿いに歓迎の旗を掲げ、選手たちを迎えます。

本市としては今回の事前合宿の受け入れを成功させ、2020東京オリンピックの際にはポーランドの各競技において事前合宿の受け入れができればと考えています。こういった実績を重ねることで、本市スポーツ施設の優位性を内外に発信するとともに、世界のトップアスリートたちと市内の子どもたち、また多くの市民との交流の場を増やしたいと考えています。

チーム情報

  • 合宿参加者:選手14人、スタッフ10人、計24人
  • 国際バレーボール連盟世界ランキング2位

問い合わせ先

企画調整課 電話:027-321-1202

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熊本地震災害の支援について

内容

このたびの熊本地震災害に対する支援の状況は以下のとおりです。

人的支援(市職員の派遣)

概要
職種 期間 派遣先 延べ人数 活動内容
一般事務 4月23日
から
5月31日
熊本県南阿蘇村 18人
(3人×6班)
避難所運営、情報収集など
保健師 4月25日
から
5月31日
熊本県南阿蘇村、西原村 9人
(2人又は
1人の5班)
健康管理支援
技師 4月25日
から
4月29日
熊本県熊本市、益城町 4人
(2人×2班)
被災建築物応急危険度判定

※要請に基づき、派遣が決定しているものを含みます。

物的支援(物資の提供)

概要
日時 4月18日(月曜日)午後5時出発、19日(火曜日)午後1時・6時到着
提供先 熊本県熊本市、同菊池市
内訳 飲料水:4,800本(500ml)
非常食:9,000食(アルファ米) ※両市に半数ずつを提供
輸送方法 4トントラック2台(群馬県トラック協会高崎支部の協力による)

市営住宅の提供

  • 被災者の当面の住居を確保するため、希望する被災者に市内の市営住宅を提供します(20戸)。
  • 住宅使用料、駐車場使用料及び上下水道使用料は1年間減免。

※5月10日から熊本県阿蘇郡西原村の1家族(4人)が中居南市営住宅に入居。

義援金の受け付け

  • 市役所本庁社会福祉課、各支所市民福祉課等で義援金を受け付けています。
  • 義援金額 3,071,888円(5月10日現在)
  • 集まった義援金は、日本赤十字社を通じて被災者に提供されます。
  • 受付期間は、4月15日から6月30日まで(延長の可能性あり)。

問い合わせ先

防災安全課 電話:027-321-1352

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