平成29年度中元期量目試買モニター実施結果
平成29年度中元期の検査では、15店舗の74個の商品を検査しました。
検査結果の詳細につきましては下記のとおりです。
検査実施年月日
平成29年6月27日
検査場所
高崎市役所 141会議室
検査に使用したはかり
- ひょう量:300グラム及び600グラム
- 最小目盛(1目盛):0.1グラム/0.2グラム
- ひょう量:300グラム、600グラム及び1,500グラム
- 最小目盛(1目盛):0.1グラム/0.2グラム/0.5グラム
ひょう量とは、そのはかりで計量できる最大値です。
検査結果
調査品目 | 検査した個数 | 正しく量られていた個数 | 割合(%) | 量が多すぎた個数 | 割合(%) | 量が少なかった個数 | 割合(%) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
食肉 | 14 | 11 | 78.6 | 3 | 21.4 | 0 | 0 |
肉加工品 | 10 | 9 | 90.0 | 1 | 10.0 | 0 | 0 |
茶類 | 11 | 11 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 |
野菜 | 16 | 12 | 75.0 | 4 | 25.0 | 0 | 0 |
菓子類 | 23 | 22 | 95.7 | 1 | 4.3 | 0 | 0 |
合計 | 74 | 65 | 87.8 | 9 | 12.2 | 0 | 0 |
「適正な計量」とは、計量法上で許されている誤差(この誤差を「量目公差」といいます。下の表を参照ください。)の範囲内で計量することです。ただし「過量(量が多すぎたもの)」は、指導の対象にはしていません。
量目公差(計量法上で許される誤差)
商品の分類 | 注文量(表記量) | 量目公差 (計量法上で許される誤差) |
---|---|---|
食肉 肉加工品 茶類 菓子 |
5グラム以上50グラム以下 | マイナス4%まで |
50グラムを超え100グラム以下 | マイナス2グラムまで | |
100グラムを超え500グラム以下 | マイナス2%まで | |
500グラムを超え1キログラム以下 | マイナス10グラムまで | |
1キログラムを超え25キログラム以下 | マイナス1%まで | |
野菜 | 5グラム以上50グラム以下 | マイナス6%まで |
50グラムを超え100グラム以下 | マイナス3グラムまで | |
100グラムを超え500グラム以下 | マイナス3%まで | |
500グラムを超え1.5キログラム以下 | マイナス15グラムまで | |
1.5キログラムを超え10キログラム以下 | マイナス1%まで |
市民公募モニターからの主な感想
- 普段の生活の中で、内容量のグラムを気にすることはあまりありませんでした。精肉店では、面前計量ではあったが、内容量の表記のラベルがなかった。珈琲店では、年季の入ったはかりを使用していた。気になるところがありましたが、どちらも検査の結果、適正な内容量が入っていたので、安心しました。
- 買物をするときに、100gあたりの単価は気にしても、内容量はまったく気にしていませんでした。これを機会に内容量が適正か少し気にするようにしたいと思います。また、このような機会があったら、参加して、消費者として適正な目をもてるようにしたいと思います。
- 正しい計量、正しいグラム数を今までは意識していませんでしたが、今回、改めて商品の値段と量を意識することができました。このような取り組みがあることを知れて、よかったです。家族や子供にグラム数について考えながら買物をするように伝えていきたいと思います。
- 今回初めてモニターに参加して、とてもよい経験ができました。普段なにげなく買っていた商品の奥深さを知ることができました。これからは、表示やグラム数を意識して買い物をしていきたいと思います。
- 私が買い物をしたお店はすべて正しく計量されていました。今回のモニターを参考に、今後の買い物等に役に立てればと思います。また、正しくはかる事の大切さを実感しました。
- 個人のお店でいろいろ商品の詳しい説明を聞きながらの買い物は楽しいものだと感じました。全品正しいグラム数だったので、表示を信用してよかったのだと感じました。
- 普段あまり利用しない量り売りでの買い物をすることができ、新鮮でした。お肉のほかは、袋にグラム表示のない商品が多く、意外にグラム数を気にせず買っていることに気づきました。
- 買い物をした商品が1つも少ないものが無く、今後、お店で買い物をするときに安心して購入することができると感じました。